前回が猫を話題にしたブログだったので、今回も猫がらみのブログです。過って我が家では通算すれば5~6匹の猫を飼っていたと思いますが、最後に飼っていたのは白黒まだらのハナ(雄)と黒猫のキキ(雌)の2匹です。
2匹とも捨てられていた子猫で、不憫に思った妻が我が家へ連れて来たのです。私はマアそれ程猫好きでも無かったんですが、ただ動物を飼うと長期家を不在するのがやり難くなるので、そこにチョット抵抗がありました。
しかし、一緒に生活すればだんだん愛着も湧いてきます。雄のハナはあまり私に懐かず、いつも妻の傍にベッタリでした。時折マンションの我が家を脱出して、ある時など中層階の庇に飛び降りてニッチもサッチも動けなくなり、私がザイルで我が身を確保して、彼を助け出した何て事もありました。
雌のキキは、おとなしくて温厚な性格で、時折「ニャ~(撫)でてくれない」と催促し、撫でてあげるとお返しに私の顔をペロペロ舐めてくれました。少々不器量だったけど、性格美人の可愛い猫でした。
2匹とも17~18年生きたので、猫の天寿は全うできたんじゃないかと思います。最後にキキが無くなってから10年近い歳月が過ぎ、月日の経つのは早いものだと感じます。
遺骨は何処か綺麗な山にでも埋めてあげようと思っているのだが、今だ実行に移せず我が家のタンスの上に小さな骨壺がインテリアみたいに置かれています。
在りし日のキキ(左)とハナ(右)
・・「撫でた毛の、モフモフ感が懐かしい」・・