Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥多摩、御嶽山(初詣)~大岳山ハイキング

2024年01月03日 | 山歩き

1月2日(火)    天気=曇り一時晴れ

07:58御嶽山駅→ 08:16~23御嶽山(神社)→ 09:13奥ノ院→ 09:32鍋割山→ 09:48芥場峠→ 10:18大岳山荘→ 10:33~11:04大岳山→ 11:17~22大岳山荘→ 11:46芥場峠→ 12:04~12東屋→ 12:50御嶽山駅

 

 今年の初詣は何処へ行こうか考えて、東京都のパワースポット奥多摩御嶽山に決めた。ついでに御嶽山の奥に聳える大岳山へ登って、今年の初登山とする計画です。

 未明に我が家を出発して御嶽山ケーブルカーの滝本駅へ着いたのはAM7時前、既に数十台の車が列を成していたが、程なく駅前の駐車場へ車を停める事ができた。

御嶽山ケーブルカー滝本駅

 ケーブルカー乗り場も長い行列だったが、07:45発の臨時便に乗る事ができて標高830mの御嶽山駅にアッサリ着いた。ここから御嶽山山頂の神社に向って、大勢の参拝者と一緒にゾロゾロ歩いて行きます。

本殿へ向かう急な参道

 急な階段をしばし登って、標高929mの御嶽山山頂に建つ武蔵御嶽神社本殿に着いた。街中の有名な神社と違い山上の神社はさほど混んでおらず、心置きなく新年のお参りをする事ができました。

武蔵御嶽神社本殿

 参拝を終えると、境内を離れ大岳山への登山道へ入る。平坦な道をしばらく歩いて行くと、奥ノ院へ向かう道が右に分岐していた。奥ノ院への道は登るにつれ傾斜が増し、息を荒げつつジグザグの急坂を登って小さなお社が建つ奥ノ院へ着いた。

参道から大岳山へ向かう登山道入口

分岐から奥ノ院へ向かう道に入る

奥ノ院のお社

 ここで参拝がてら一休みする。お社から奥ノ院ピーク(1077m)に登ると、遠くに大岳山の山頂部がこんもりと見えた。ピークから尾根沿いに小さくアップダウンしながら進むと、疎林に囲まれた鍋割山(1084m)の山頂に着いた。

奥ノ院のピークから望む大岳山(中央奥)

 鍋割山から緩やかな尾根道を快調に進んで行くと、御岳山から大岳山へ向かう登山道と合流する芥場峠に着いた。峠には、「この先滑落事故多発」と書かれた警告表示板が立っていて一瞬ギョッとする。

鍋割山山頂

「この先滑落事故多発」の表示板

 峠からしばらく進むと大岳山の山腹を巻くトラバース道に変わり、岩場が所々現れる。この岩場が表示板に書かれていた危険箇所のようだが、慎重に歩けばさほど危ぶむ事も無い道です。

この先から岩場の道

岩場の道

 芥場峠から約30分で、大岳山直下に建つ大岳山荘へ着いた。遠い昔の冬この山荘に泊った事があり、窓から眺めた東京の夜景が大変綺麗であった事を覚えている。しかし山荘は随分前に廃業し、建物はだんだん荒廃が進んでいるようです。

大岳山荘前

 山荘からお社横を通って大岳山への急坂を登って行く。大岳山へは久しぶりだが、上部へ行くほど急で岩場の多い道です。山荘から約15分ほどで久々の大岳山(1266m)の山頂へ到着した。

お社左手から大岳山へ向かう急登が始まる

大岳山山頂

 山頂には何組かの登山グループが居て、思い思いに寛いでいた。我々も山頂の一角を陣取り、温かいカップヌードルとコーヒーで冷えた身体を暖める。

 天気は下り坂の様子で雲が多く、周囲の展望もパッとしない。それでも又今年も山を一座登る事ができて、気分は爽快です。30分ほどの滞在して、山頂を後にする。

山頂から西側、御前山方面

山頂から南側、道志、丹沢山地方面

 下山は鍋割山の山腹を巻く道を降る。この道が御嶽山~大岳山間のメインルートで良く整備されて歩き易い道だ。御嶽山が近づくと行き交う人が増え、賑わう参道の商店街を抜けて、PM1時前にケーブルカー御嶽山駅に戻って来た。

下山の道から奥ノ院を望む

登山道分岐に建つ東屋

参道の商店街

御嶽山駅に戻って来た

 再びケーブルカーに乗って山麓へ降り、車に乗ると何処かで美味いものでも喰って帰ろうと車を走らせたが、何処もお店は閉まっており「正月だから仕方ないや」と諦め早々に我が家へ戻った。

ケーブルカーに乗って山麓の滝本駅へ

 初詣と登山を無事終えて妻と祝杯をあげていたら、テレビから「羽田空港で航空機炎上事故」のニュース速報が流れた。昨日の能登半島地震と言い今日の航空機事故と言い、元旦早々日本はどうなってんだと青菜に塩をぶっかけられたような気分になった。

 

 

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