1月23日(火) 天気=曇り時々晴れ
08:40ときかわ町民農園駐車場→ 08:46新柵山登山口から登山口→ 09:33~43新柵山→ 09:51新柵峠→ 10:10~15越沢稲荷の大杉→ 10:41~11:05展望デッキ→ 11:15大築山登山口→ 11:43~51大築山→ 12:03小築山→ 12:41西平分岐→ 13:01ときかわ町民農園駐車場
冬場にしては割と暖かな一日、妻と二人で奥武蔵の山歩きに出掛けた。向かったのはときがわ町の新柵山~大築山、いずれも標高4百m台のマイナーな低山だが、一応埼玉百名山にその名を連ねています。
近場の山なので朝食を済ました後我が家を出発、AM8時半過ぎ「ときがわ町民農園」駐車場に着いた。ここがスタート地点、準備を終えると歩き始める。
ときがわ町民農園駐車場
車道を5分ほど歩いて、新柵山の登山口に着く。標識の類は全く無いので、GPSで現在地を確認する。樹林帯に、適度な傾斜で登山道が続く。登山口を出発してすぐの地点で、焼失した家屋跡地があった。
新柵山登山口(車道から支道に入ってすぐの右手にある。標識無し)
しっかりした登山道だが、あまり歩いた形跡は無い。登山道と言うより山仕事の道という雰囲気だ。やがて尾根に達し、そこから急な道をしばらく登ると、樹林の中に新柵山(490m)の山頂が在った。
山頂直下の急登
新柵山山頂
登山口から山頂まで約50分の登り、けっこう汗を掻かされた。樹林に阻まれて、周囲の展望は全く無い。新柵山からは、快適な尾根歩きが続く。山頂から10分足らずで新柵峠に着き、峠から更に20分で、椚平集落に在る「越沢稲荷の大杉」へ降り立った。
新柵峠
越沢稲荷の大杉
山里の奥にヒッソリと聳え立つ大杉はしめ縄が巻かれ、ご神木の風格がある巨木です。椚平集落の細い道を歩いていると洒落た展望デッキが在ったので、此処でコーヒーブレイクとする。
椚平集落と沢向いの奥に大築山(中央奥)
コーヒーブレイクした椚平集落の展望デッキ
休憩を終えて歩き始めたら地元の高齢男性が「ハイキング?」と話しかけてきた。親切な人で、大築山登山口への最短路を尋ねたら道の入口まで案内してくれた。登山口への道は畦道のような踏み跡で、標識も無いから教えてくれなければ道を見失ったかも知れない。彼に出会えてラッキーだった。
大築山登山口への降り口
踏み跡を数分降ると沢に架かる小橋に降り立ち、そこが大築山の登山口だった。橋を渡って蠟梅の花咲く緩やかな道を登ると登山道が交差する峠に着き、峠を左に曲がって尾根道を15分程登ると、大築山(466m)だった。
大築山登山口
大築山への登山道から椚平集落と右奥に新柵山
大築山山頂
昔山城があったという平坦な山頂は、樹林に囲まれて展望は無い。山頂から緩やかな尾根を伝って、10分余で小築山(420m)に着いた。こちらの山頂も樹林に囲まれて展望は無い。
小築山山頂
小築山山頂付近から関東平野が垣間見えた
小築山から樹林帯の尾根道を、小さくアップダウンしながら歩いて行く。途中何箇所か道が分岐していたので、GPSで進行方向を確認しながら進んで行く。
登山道分岐に祀られた石像
小築山から40分程で、西川原集落奥の車道に出た。ここから緩やかに降って行く車道をノンビリと歩いて、PM1時頃車を停めている「ときがわ町民農園」の駐車場に戻って来た。
西平分岐(ここから車道歩き)
ときがわ町民農園近くの車道
車に乗ると時間が早かったので、ときがわ町の人気蕎麦店「とき庵」へ立ち寄って、一番人気の「天盛り蕎麦」を食べる。ここはいつも美味しいお蕎麦だが、今日はお腹が空いてたせいか一際美味しく頂きました。
ときがわ町の蕎麦店「とき庵」
夏のクソ暑い時期に関東近郊の低山は猛暑地獄で歩く気にもならないが、冷たい北風が吹く冬場は火照った身体が冷やされて、ハイキングのベストシーズンと言えるかもしれません。今日も埼玉百名(?)山2座をゲットして、最後はお蕎麦で締めくくり、楽しい山歩きでした。