去年の秋に閉店した近所のパチンコ屋さん、解体業者の手で幕が掛けられた。そして幕を取ったら!ア~ラ不思議!、建物が消えてスッカラカンになった。
これが数刻のうちに起きた出来事なら引田天功顔負けの大掛かりなマジックショーですが、現実は3カ月がかりの解体作業で、建物が完全に撤去されたのでした。
時々作業の様子を見ていたのだが、今の解体作業は殆ど人手は使わずに重機とダンプカーの力だけで行われているようでした。広い現場で働いているのは重機とダンプの運転手、それに水を掛ける人と現場の警備をする人ぐらいなものです。
解体されたスクラップは金属、コンクリート、その他のゴミと分別され、コンクリートは重機のドリルで細かく粉砕されている。環境に配慮してるんでしょうか、さすがプロの手際だなあと感心しながら見ていました。
さて解体を終えてポッカリ開いた空地は、サッカーコートが一面できるような広さです。駅前と言ってもよいようなアクセス至便の土地なので、きっと何かが建つでしょう。それが歓迎すべきものか招かざるべきものか、今後もこの空地から目が離せません。