3月30日(土)
ちょっとした野暮用があったので、東武東上線沿線の朝霞市まで出掛けた。電車が朝霞市内を流れる黒目川へ差し掛かった時、河川敷には大勢の人が集まってお祭りみたいに賑わっているのが車窓から垣間見えた。
野暮用が終わり時間があったので、歩いて黒目川の畔まで行ってみた。河川敷では桜並木の花見見物を盛り上げる為に「第18回黒目川花祭り」が開催されており、それが賑わいの理由だった。
黒目川花祭りの会場
ところが肝心要の桜は殆ど開花していない。寧ろ土手に咲く菜の花の方が鮮やかな黄色で桜より目立っていた。黒々として冴えない桜並木は主役不在の舞台のようで見栄えはしないけれど、見物の老若男女は「花より団子」という風情で、出店が建ち並ぶ土手の道を楽しそうにそぞろ歩いていた。
花の咲いていない桜並木
たった一本健気に咲いていた桜の木
東洋大学前の岡橋付近が一番賑わっていた
桜の咲き具合からすると、来週末辺りに桜満開の時期を迎えそうな感じがする。そこんとこを考慮してお祭りの開催を一週間遅れにすれば、もっと祭りが盛り上がったのに・・とお祭り実行本部の方々へ進言したいところだが、計画が一度動き始めれば中々臨機応変に変更とはいかないと、現役の頃の体験で何となく理解はできます。
・・「桜道、花より団子花見客」・・