2月24日(木)
日帰りで越後湯沢のナスパ湯沢スキー場へ行って来た。スキーで越後湯沢へ行く時にいつも思うのだが、群馬県の関越道赤城高原サービスエリア辺りは殆ど雪の無い冬景色なのに、そこから30分ほど車を走らせて関越トンネルを抜け出た途端、真っ白な豪雪地帯へ突入する。
ノーベル文学賞作家、川端康成の小説「雪国」に「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」という言葉があるけれど、トンネルを挟んで劇的に変貌する風景にはいつも驚かされる。
今シーズンは特に雪の量が多く、ナスパ湯沢スキー場では4mを越える積雪になっていた。駐車場も除雪が間に合わず、スペースの半分ほどは雪の山が築かれて、前日から駐車している車などは雪の中に埋もれていた。
駐車場の雪に埋もれた車
此処のスキー場は今時珍しいスキーヤー専用のゲレンデで、スノーボーダーがいないからノンビリ滑る事ができる。そして関越道湯沢インターからほど近く交通アクセスも大変良いので毎年のように訪れている。
ナスパ湯沢スキー場のゲレンデ下部
ゲレンデ最上部(左奥に神立高原スキー場が見える)
去年の1月に来た時は丁度コロナ過で、ゲレンデやレストランにお客さんの姿は殆ど無かった。しかし今年はソコソコ賑わいを召せている。人々がコロナ過に慣れたというか、飽きてしまったという事もあるのだろうか。
ガラガラのゲレンデ
積雪が半端なく多い
雪が多すぎて閉鎖されたゲレンデ
ゲレンデからホテルナスパニューオータニを見下ろす
今日は今シーズンの最後を飾るスキーで、思いっきり楽しもうと張り切っていたが、何度も何度も高速リフトに乗って滑っていたら、午前中でスタミナが切れてしまった。午後になると吹雪模様の天気に変わったので、それを理由にスキーを止めゲレンデを後にした。
午後は吹雪模様の天気になった
昔に比べスキー場は格段に快適な環境に向上したが、この齢ではいくら滑っても上手くなりようがない。何度も高速リフトに乗って滑っていると、だんだん車輪に乗ったコマネズミのような心境になって来る。今使ってるスキー板か靴がぶっ壊れたらスキーを止める潮時にと思うのだが、丈夫なのか中々壊れてくれない。