曇り時々雪。最低気温-4.4℃、最高気温-1.5℃。
今日の北海道新聞夕刊に流氷について気になるコラムが掲載されていた。流氷は、縮小の方向にあるのだろうか。網走の流氷を見に行けないまま6年が過ぎようとしている。今年の流氷はどのような姿をしているのだろうか。
「消えゆく流氷」と題されたこのコラムでは、紋別にある道立オホーツク流氷センターの学芸員、桑原尚司氏と知床で自然ガイドをしている写真家、八木直哉氏の言葉が紹介されていた。近ごろは、流氷不作の年が多いという桑原学芸員、流氷の氷が薄く、小さいので表情がのっぺりしていると八木氏。
フランスの国営放送がモンブランの氷河が年々縮小していると報じたことについても触れていた。
そして、「この百年で平均気温は約1度上がり、逆に、流氷の面積は半減した。棒グラフ状の2列のオブジェは、地球の深刻な異変を静かに物語っている。」と結んでいた。2列のオブジェとは紋別の流氷科学センターの入り口にあるもので、1列はオホーツクの気温の変化を、もう一列は流氷面積の変化を示しているとのこと。棒グラフ状の2列のオブジェについて詳しくはこちら
《2008年2月10日撮影 網走沖の流氷》
《2008年2月10日撮影 網走沖の流氷》