透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「宮沢賢治の詩の世界・朗読とグランドハープ」の公演へ

2016-10-27 22:35:49 | 日記

晴れ時々雨時々雪。最低気温4.2℃、最高気温8.5℃。

 宮沢賢治の生誕120年を記念したイベントが北海道でも行われています。

 その一つ、10月23日の池澤夏樹氏とアーサー・ビナード氏によるトークセッションには、応募したものの見事落選してしまいました。

 今日は、仕切り直して、札幌市時計台ホールで開催されたチャリティーイベント「宮沢賢治の詩の世界・朗読とグランドハープ」の公演へ出かけてきました。

 19時に時計台の鐘が鳴り響き、それを合図に詩の朗読とハープの弾き語りが始まりました。途中10分の休憩をはさんで20時30分までの1時間半、ハーブが奏でられる中、賢治さんの詩が朗読されました。一部は英語でです。

 時計台ホールの独特の空間ともあいまって、賢治ワールドがさらに広がり、魅力的になっていたように思います。

 熊谷ユリヤさんの主催で、ゲストは斉藤征義さん(朗読と解説)と鈴木貴奈さん(ハープ)のお二人でした。
 収益全額は、東日本大震災で親を亡くした子供たちの学費を支援する「みちのく未来基金」に寄付されるとのこと。

  震災後、毎年、年に二回の公演を企画し、その収益金による寄付を続けてこられたそうです。

 何もできずにいる私が参加することで誰かの役に立てる、このような機会を創出され、準備を進めてこられた皆さまに心から感謝し、敬意を表したいと思います。

 

 

本日のプログラムです。 

札幌市時計台(この2階のホールが会場となっていました。) 

 

 

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