晴れ時々雨時々雪。最低気温4.2℃、最高気温8.5℃。
宮沢賢治の生誕120年を記念したイベントが北海道でも行われています。
その一つ、10月23日の池澤夏樹氏とアーサー・ビナード氏によるトークセッションには、応募したものの見事落選してしまいました。
今日は、仕切り直して、札幌市時計台ホールで開催されたチャリティーイベント「宮沢賢治の詩の世界・朗読とグランドハープ」の公演へ出かけてきました。
19時に時計台の鐘が鳴り響き、それを合図に詩の朗読とハープの弾き語りが始まりました。途中10分の休憩をはさんで20時30分までの1時間半、ハーブが奏でられる中、賢治さんの詩が朗読されました。一部は英語でです。
時計台ホールの独特の空間ともあいまって、賢治ワールドがさらに広がり、魅力的になっていたように思います。
熊谷ユリヤさんの主催で、ゲストは斉藤征義さん(朗読と解説)と鈴木貴奈さん(ハープ)のお二人でした。
収益全額は、東日本大震災で親を亡くした子供たちの学費を支援する「みちのく未来基金」に寄付されるとのこと。
震災後、毎年、年に二回の公演を企画し、その収益金による寄付を続けてこられたそうです。
何もできずにいる私が参加することで誰かの役に立てる、このような機会を創出され、準備を進めてこられた皆さまに心から感謝し、敬意を表したいと思います。
本日のプログラムです。
札幌市時計台(この2階のホールが会場となっていました。)