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「ゴジラ」の映画をまだ見ていないのですが、「見に行きたいな」と家人は言っています。
道立近代美術館で開催している「ゴジラ展」もまだです。
そうこうしているうちに、昨日の北海道新聞に「ゴジラ」の映画にまつわるコラムが掲載されました。
その中で、戦後二度にわたって拒否してきた軍事目的での研究について、日本学術会議がその方針を転換しようとしているとありました。
背景に、防衛省が防衛装備品に応用できる先端研究を公募し、大学に研究費を出すようになったことが挙げられていました。
「科学者の矜持が、現実社会の中で揺れているのか。」と結んでありました。
先日、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典東京工業大学栄誉教授も基礎科学の重要性を強調していました。
大隅良典栄誉教授が同大学にて記者会見した際のコメントです。(東京工業大学の公式サイトから)
一つだけ強調しておきたいのは、私がこの研究を始めた時に、オートファジーが必ずがんにつながる、人間寿命の問題につながると確信して始めたわけではありません。基礎研究はそういう風に展開していくものだとぜひ理解していただきたいと思います。基礎科学の重要性をもう一度強調しておきたいと思っております。—中略ー
これまでの研究のほとんどが文科省の科研費によって支えられたことにも感謝したいと思います
研究の自由を、そして、ひも付きではない研究費の拡充が望めるようにと思います。
北海道新聞