晴れ時々雪。最低気温-20.6℃、最高気温-8.5℃。
大寒のさなか、北海道内は上川管内占冠村で今季全国最低の氷点下32.8℃を記録しました。道内で氷点下32℃を下回ったのは3年ぶり。
正午現在、道内173観測地点のうち、82地点で今季最低気温とのこと。
札幌管区気象台によると、正午までの最低気温は上川管内幌加内町朱鞠内で氷点下32.1℃、同管内下川町で同30.7℃と今季最低を観測。札幌市も今季最低の12.8℃。
この寒さで列車の車輪などが凍結するトラブルが、岩見沢駅や隣町の森林公園駅で発生し、区間快速いしかりライナーと普通列車の計9本が運休や部分運休し、1700人に影響がでたとのことです。
北海道新聞夕刊 2017年1月24日付
私はというと、1昨年に生田原で氷点下29.6℃を経験しているものの0.4℃及ばず、氷点下30℃はまだ味わったことがないのです。この先、どうなることでしょう。
夕方のNHKでは、凍るような冬景色を暖かな色合いで描いたイラストレーター・てじまともこさんによる絵画展のお知らせがありました。
光の反射でキラキラした中にはいろいろな色が見えるそうで、そのときの感動を絵のなかに閉じ込められたらいいと思って描いているとのことです。
加賀谷氏が手掛けられた『銀河鉄道の夜』に似た雰囲気を感じました。
寒さが極まるこの季節、氷や雪などが清涼なきらめきを放ち、宝石のように輝きます。また、よく冷えて風のない日には空気中の水滴が凍り、小さな氷の粒となってキラキラ輝くダイヤモンド・ダストとなることもあります。
それらは厳しさとセットになった自然からのプレゼントかもしれませんね・・・・・。