透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

野幌森林公園のオオウバユリなど

2022-07-16 20:37:34 | 日記

曇り時々雨。最低気温18.2℃、最高気温20.7℃。

オオウバユリ

ヤブハギ

大沢コースやエゾユズリハコースにオオウバユリが咲いていました。

また、大姥百合とは花が咲くころに葉(歯)がないことから老婆をイメージしたことに由来する名称だそうです。花なのに姥という字が用いられていることを、なんだか気の毒に思っていたのですが、そういうことなら仕方がないでしょう。

7年ほどをかけて花を1度だけ咲かせるとはけなげなことです。

根は保存食として、お腹をこわした時のお薬として活用されたことを知りました。

沙流地方には「オオウバユリの女神の話」が伝わっているそうで、女神様として崇められるオオウバユリのお話に興味をそそられています。


日本語名:オオウバユリ、エゾウバユリ

アイヌ語名:トウレプ

利用:食用、薬用

 

 ユリ科の多年草で、7年ほどかけて花を1度だけ咲かせます。

 アイヌ文化では代表的な保存食で、根からでんぷんをとります。地域にもよりますが、日高地方では67月頃、花のつかない若い株の根を掘り取り、これを臼でついてつぶしてから水をかけてこし、一番粉、二番粉のでんぷんをとります。

 これは食べる以外にもお腹をこわしたときなどの薬になります。そしてでんぷんをとった後の繊維を発酵させ、それをドーナツ状にしたものを干して保存します。これをオントゥレㇷ゚といい、食べるときに刻んで水にさらし、こして臼でついて団子を作り、それを汁物やおかゆに入れて食べます。これは昔、冬の間の重要な食料でした。

 口承文芸では「オオウバユリ掘りをする」という描写がよく出てきますが、この植物自体が神として登場する話は、沙流地方に「食料であることを知らずにいた人間に食べ方を教えたオオウバユリの女神の話」が伝えられています。

  公益財団法人 アイヌ民族文化財団「アイヌと自然デジタル図鑑」より


それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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「ガーデンフェスタ北海道2022」開催の恵庭へ

2022-07-15 20:44:09 | 日記

曇り。最低気温17.2℃、最高気温26.0℃。

39回是国都市緑化北海道フェア「ガーデンフェスタ北海道2022」のメイン会場となっている恵庭市へ。

花の拠点「はなふる」にはたくさんの花壇や庭園などが出展されています。

テーマが添えられた花壇はどれも個性豊かで見ていて飽きないものばかりでした。その中から特に題名や雰囲気などで心惹かれたものをアップすることに。

また、北海道の夏空の下での庭園は生気にあふれつつ、風情を感じさせるものでした。

風は強かったものの、花に囲まれ、花を愛でる時間は、心を遊ばせ、優しさに浸れたひとときだったような気がしています。


花の拠点「はなふる」は202011月にオープン。

「花ロードえにわ」(道と川の駅)と「かのな」(農畜産物直売所)に、「ガーデンエリア」や「りりあ」(えにわファミリーガーデン)、「RVパーク花ロードえにわ」などの施設を擁しています。


それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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開拓の村の夏景色

2022-07-14 22:01:22 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温19.4℃、最高気温24.6℃。

桑の葉

栗の木の花

そば畑

馬車鉄道

野外博物館北海道開拓の村のボランティアへ。

担当は蚕種を製造していた農村群にある田村家北誠館蚕種製造所です。今日は道内、道外からのお客様が多数訪れて下さいました。

夏を迎えた村には栗の花が咲き、そばの花も満開です。

花がそっと差し出すサインは時は流れているのだということ。と同時に実りの予感をもたらしてもいるのだと思います。それは開拓の頃には特に、生きる上で大切な、食を担保するものでもあったかと。

村に足を運び、村内を歩くと、多くのメッセージが発せられているのだと感じる今日この頃です。

 

そして、本日の新北のうた暦の掲句は北海道を旅する時に目にしないではいられない光景で、胸に何かが突き刺さる思いがするものです。にぎわったであろうところが荒んでいるのを目にすると、何故こうも、祭りの後の寂しさのような、心に冷たい風が吹くような気分になるのでしょう。

草木が配線となったあたりを覆い隠すように茂り、その中にサビタ、別名ノリウツギの白い花があったのかと。印象深い句でした。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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花のある風景

2022-07-13 17:43:57 | 日記

曇り。最低気温19.9 ℃、最高気温26.5℃。

気温はそう高くはなかったのですが、湿気があり蒸した一日となりました。

夕方、町内会を一周して、皆さんのお庭や街路花壇の花をカメラに。

花からはいつも元気や優しさを頂きます。この度も、じかに見る時、カメラに収めたものをパソコン画面で見る時と二度も、そのパワーを感じ取りました。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。目につかないところで、働いているものにこそ、尊重すべきものがあるのだと改めて思いました。

明日は村のボランティア活動日。心して取り組んで来ようと思います。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって心優しくなれる一日となりますように・・・・。

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「ウポポイ」(民族共生象徴空間)へ

2022-07-12 22:20:38 | 日記

晴れ。最低気温20.6℃、最高気温26.6℃。

民族共生象徴空間「ウポポイ」を初めて訪ねてきました。

国立アイヌ民族博物館

国立アイヌ民族博物館からの眺望

歓迎の広場の「カフェ・リㇺ」にて

チェプオハウセット

 

 

登別から一般道で約40分で白老のウポポイの駐車場へ。

入場する前に体験交流ホールで伝統芸能上演時間が11時半から20分間と教えて頂き、入場券を求めて鑑賞することができました。

博物館への入館時刻が11時だったのですが、案内の方に11時から12時までに入館すればよいと伺い、伝統芸能の舞台を鑑賞することにしたのです。

舞台の上演までの間があったので、ウポポイの敷地内を散策。広々とした敷地内に涼しい風が渡っていきます。

ウポポイには児童生徒の皆さん、家族連れの方々など多くの方々が行き交っていました。

気になっていたアットウシの仕上がりまでの行程については実演や展示などで目にすることが出来ました。特に糸にするまでは約2か月ほどを要するとのこと。オヒョウの木の内側の皮を割いた、糸に仕上げる前の状態のものに触れることができ、その柔らかな手触りに驚きました。

糸から布を織り、アットウシ衣に仕上げるまでには約1年を要するのだと実演されていた女性の方が話されていました。

ひと通り見終えた後のランチタイムは「チェプオハウセット」を外のテーブルで頂くことに。アイヌの伝統料理を舌で味わうことができました。

初めて訪ねたウポポイでのひととき。あの空間は創られたものではあっても自然豊かで落ち着いた雰囲気があり、居心地が良かったです。

これから、この地がアイヌの方々の想いに沿うように、何よりアイヌの方々の精神性が発揮される場となることを願います。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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登別へ

2022-07-11 19:30:05 | 日記

晴れのち曇り

登別へ。伊達時代村などを見て参りました。


〇伊達時代村とは

一歩踏み込めば、そこは時空を超えた江戸時代。

街道に軒を連ねる商家に勇壮な武家屋敷、あっと驚くカラクリ満載の忍者屋敷……

北海道の大自然に溶け込んだ情緒あふれる街並みに、武士が、忍者が、花魁が、町人たちが息づき、迫力のアクションや華麗なパフォーマンスに彩られた一大エンターテイメント空間が広がっています。 

日常をしばし離れて、ひとときの時間旅行を心ゆくまでお楽しみくださいませ

 

〇登別伊達時代村の由縁

独眼竜の異名で知られる伊達政宗。村内には、彼の統治した仙台藩にゆかりの建物が数多く再現されています。

〇片倉小十郎と登別伊達時代村

温泉地として全国的に名高い登別は、伊達政宗の右腕・片倉小十郎の末裔が明治期に切り開いた土地。登別伊達時代村はその開拓精神を今に受け継いでいます。

公式HPより


曇りがちで、涼しい登別です。温泉街特有の硫黄の匂いがゆったりした時間を呼び醒ます、スィッチのような気がします。

伊達時代村は武家屋敷、商家、忍者屋敷にからくり満載の迷路屋敷などが街並みを形作り、歴史を感じさせる楽しく趣のある空間となっていました。

片倉資料館にも足を止めて、しばし、見入ってしまいましたが、北海道の開拓の歴史が偲ばれ、勉強になりました。

遊びと学びが喜びに繋がる、伊達時代村のひとときでした。

それでは、今日はこの辺で。

明日が皆さまにとって、良い1日となりますように…。

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珈房サッポロ珈琲館「Rinboku」へ

2022-07-10 21:08:24 | 日記

晴れ時々雨。最低気温20.0℃、最高気温29.5℃。

家人、義妹と江別市文京台緑町にある珈房サッポロ珈琲館「Rinboku」へ。

「Rinboku]」は国の登録有形文化財「北海道林木育種場旧庁舎」内の1階の一部を利用したカフェです。

建物は1927年(昭和2年)に内務省林業試験場として建てられ、今年で築95年を迎えるのだそうです。

どっしりとした趣のある館内は、落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと寛ぐことができました。

今日は最高気温が29.5℃と暑かったのでドリンクはアイスコーヒー。本日のパニーニは2種類から「エビとアボガド」をオーダーしました。美味しかったです。

少し涼しくなってきた夕方に、ご近所を少し歩いてきました。

空に浮かぶほんわかとした薄桃色の雲は、穏やかで優し気です。車道脇のラベンダーは良い香りを漂わせています。北海道は今、夏、真っ盛りです。

 

それでは、明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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亜麻畑へ

2022-07-09 20:08:37 | 日記

晴れ。最低気温16.1℃、最高気温29.7℃。

亜麻畑を見に、我家から約30分の当別町へ。

今日は一般に開放されていた亜麻畑・二か所を回ってきました。

亜麻は薄い青色の花を咲かせ、その様は見るからに涼しげです。それに、一度開いた花びらは昼には散ってしまうという儚さには心惹かれるものがあります。

亜麻はその姿を愛でる鑑賞用や繊維用の他に食用としても活用されているそうです。種から絞りとられた亜麻仁油としてで、現代人に足りていないオメガ3系脂肪酸が豊富とのこと。ただし、熱に弱いので、摂取するときは直接食べ物にかけるのがお勧めとか。

亜麻栽培の歴史は江戸時代に遡るようです。江戸時代には種を薬として使うために限られた範囲で栽培され、明治から昭和初期にかけては繊維用に北海道で広く生産されることに。

けれども、次第に生産が途絶え、それを憂えた若者が2000年に北海道での栽培の復活を試み、難しいとされていた亜麻の栽培を復活させました。

2007年には当別町亜麻生産組合が設立され、その後も年々生産技術を磨き、イベントを重ねるなどして普及に取り組んでこられたようです。

北海道独自の作物として亜麻の評価は高まりを見せ、十勝地方や上川地方にも栽培の輪が広がっているとのこと。なんとも心強く、頼もしい限りです。

今年も「第15回北海道亜麻まつりin当別」が明日開催される運びとなっています。


アマ(亜麻; 学名: Linum usitatissimum)は、アマ科の一年草。ヌメゴマ(滑胡麻)、一年亜麻、アカゴマなどの異称もある。その栽培の歴史は古い(リネン#歴史も参照)。日本では江戸時代に種を薬として使うために限られた範囲で栽培され、明治から昭和初期にかけて繊維用に北海道で広く生産された。

茎の繊維は、衣類などリネン製品となる。種子からは亜麻仁油(あまにゆ)が採れ、これは食用や塗料、油彩に用いられる。

リンネの『植物の種(英語版)』(1753) で記載された植物の一つである。

ウキペディアより


二か所目の大塚農場では亜麻の苗が販売されていたので、小さな一株を購入してきました。これから、花が咲くというので、楽しみです。

 

それでは、今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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野幌森林公園の緑陰と雲

2022-07-08 20:15:11 | 日記

晴れ時々曇り一時雨。最低気温17.5℃、最高気温25.3℃。

午前は庭の草取りをし、午後から野幌森林公園を歩いてきました。

夏の日差しが描き出すのはくっきりとした緑陰。

空に浮かぶ雲は風に吹かれるままに姿を変えていきます。

森を涼やかに過ぎていく一陣の風は緑色。

空を駆ける風は空の色。

今日、風が去ったあとに残っていたのは、爽やかさのみ・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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「いわみざわこうえん バラ園」と「見晴台」へ

2022-07-07 20:33:59 | 日記

晴れ。最低気温18.4℃、最高気温29.1℃。

バラ園

見晴台(展望台)

見晴台(展望台)から望む

午後から岩見沢へ。「いわみざわこうえん バラ園」と「見晴台」を訪ねてきました。好天に恵まれて暑かったのですが、時おり風が涼しさを運んできてくれました。

バラ園には開業の頃から足を運んでいます。バラの花と良い香りに包まれた園内を歩くのは、今年も楽しかったです。

次に向かったのは見春台(展望台)で、こちらは初めてでした。車で200m手前まで行き、そこからは歩いてです。頂上から眺める景色は最高でした。


いわみざわ公園・バラ園

道内で最多の品種を誇ると言われるバラ園。約4万㎡の敷地内に、無農薬で育てた約630品種8800株のバラとハマナスが咲き、6月下旬から10月中旬が見頃とのこと。

 

見晴台(展望台)

標高142.6mにある、いわみざわ公園の山の展望台です。入場無料ですが、4月下旬から11月上旬開場。(9001700

                    以上「旅する岩見沢」参照


7月7日の今日、当地は雨降りではなく、晴れて夜空には月が出ています。

今夜、降る雨は天の川が雨で水かさが増し、織姫と彦星が1年に1度の逢瀬が叶わずに流す涙という意から「酒涙雨(催涙雨)」と呼ばれるのだそう。

当地では、織姫と彦星のお二人が「酒涙雨(催涙雨)」を流さずに済みそうで、やれやれです。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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『ワルトラワラ49号』届く

2022-07-06 20:34:50 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温19.4℃、最高気温28.3℃。

習い事から帰ったあと、北海道立図書館へ。

我家に戻ると、宮沢賢治研究の同人誌『ワルトラワラ49号」が届いていました。

これから読むのが楽しみです。

昨日接種した4回目のワクチンの影響は打ったところを中心に痛む程度ですが、夕方から眠くてしようがありません。これは単に睡眠の質が悪かったからか、コロナワクチンのためなのか・・・・。

 

とにかく、本日は早めに休もうと思います。

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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北海道の夏の空気感

2022-07-05 19:15:29 | 日記

晴れ一時雨時々曇り。最低気温20.3℃、最高気温28.6℃。

真夏日にはならなかったのですが、蒸し暑い一日となりました。

カラッとしていると思われがちな北海道の夏ですが、けっこう蒸し暑くなることも多いのです。

これも北海道の夏の空気感で、私は嫌いではありません。

祖父が山形県、祖母が福島県と東北の出身なので、そのDNAを引き継いでいるからなのかとも思うのですが・・・・。

午後からは市内の病院で4回目のワクチン接種を受けてきました。今のところ、熱がでるなどの異常はありません。

そして、本日の新北のうた暦の掲歌を。歌の舞台となっている襟裳岬と土産店はすぐに思い出しました。

そこでは確かに「襟裳岬」が流れていたのですが、森進一さんのではない「襟裳岬」であったのかどうかは覚えていません。

そこを捉えたところに「芸人の鋭い目」があるという解説の指摘になるほどと納得させられました。

 

それでは今日はこのへんで。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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「ノハナショウブの里」へ

2022-07-04 19:22:37 | 日記

晴れ一時雨。最低気温18.9℃、最高気温29.5℃。

(北海道新聞6月9日付け)

(北海道新聞6月30日付け)

江別市東野幌の「ノハナショウブの里」へ。

ノハナショウブは花菖蒲の原種で昔は日本全土で見られたのだそうです。

石狩湿原一帯にも多く見られたようで、「ノハナショウブの里」の群落はその名残を今に伝えてくれる貴重な存在だと思います。

7月2日が最盛期とプレハブ事務所の窓に貼られたポスターにあり、本日は咲いている花の数が少なかったように思いますが、湿原に咲く野生の花の力強さを感じることはできました。

今年も「いちねんにいちどのはなざかり」(パンフレットより)を迎えたノハナショウブ。「保存会」の方々を始めとする市民の皆様の不断の努力の賜物といえるでしょう。

膝の故障から回復して普通に歩けるようになったので、群落地の周りを2周したことも今年の夏の記憶に残りそうです。

 

それでは今日はこのへんで。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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「答えの見えない問い」というコラム

2022-07-03 20:54:00 | 日記

晴れ。最低気温17.2℃、最高気温31.4℃。

北海道新聞の日曜日の紙面に毎週、読書ナビという欄が設けられていて、そこに「水原涼の降っても晴れても」というコラムがあります。

毎回、楽しみにしているコラムで、今回は「答えの見えない問い」という題名に惹かれて読み始めました。

 

水原涼氏は作家です。

コラムの冒頭で、水原氏はヴィスワヴァ・シンボルスカというポーランドで人生の大半を過ごしたという詩人が晩年に出版した「瞬間」(沼野充義訳・未知谷)所収の作品「雲」という作品を引用しています。

 あなたの人生のすべての

そしてまだすべてとは言えない私の人生の上空を

雲は昔も今もこれ見よがしに豪勢に漂っていく

この言葉に心をつかまれました。

 

また、「一覧表」という詩は、

答えを出すには早すぎたか

答が出ても理解できないような質問

のリストという体裁をとっているのだとか。

 

水原氏は

「日々の出来事のほとんどが、誰かが意味を教えてくれるものではなく、全てを理解するには人生はあまりにも短い。

詩人の、そしておそらく、大病で入院し、病室で本書を訳したという訳者のものでもある、長い人生の中で少しずつ育っていった諦念が、ひとつひとつの言葉からにじむ。」

と続けていました。

 

思えば、日々「答えの見えない問い」を投げかけられていたのかもしれませんし、これからも投げかけられ続けるのかなと・・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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野幌森林公園・歩けることの有難さ

2022-07-02 21:08:36 | 日記

曇り。最低気温17.0℃、最高気温23.9℃。

 

午後から野幌森林公園のエゾユズリハコースから大沢コースを歩いてきました。およそ3㎞です。

昨年は膝の手術のため、7月2日は退院してから4日目で、歩くには松葉杖が必要でした。リハビリの最中で、病院通いは12月まで続いていたかと。

それを思うと、松葉杖も使わず、サポートもつけずに数㎞を歩けるようになったことはたいそう嬉しいものです。

失ってみて初めて有難みが分かるということを実感する今日この頃。

七月は歩くことを暮らしの中心に据えようかと。

 

そして、新北のうた暦の掲歌は、心に溢れる言葉をそのまま表現したようで、純粋さゆえか、強く惹きつけられました。

 

それでは、今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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