2016 伊豆トレイルジャーニー行ってきました。レース編

6：00　松崎新港スタート。スタートライン越えるまで1分１４秒。並んだ位置は２/３位だったかなぁ。


まだ真っ暗な中、道路へ出ていきなりの坂を登りながら

すっごいサプライズ応援に来てくれたモリさんを探して『行ってきます～』


(写真、モリさんより）


長い長いロード、遅いけれどもなんとか走り切ってやっと山に入る。
昨日からあちこちでちょこちょこ会っているUTKKひろっちょさんが快走。いいのいいの、私はマイペースでね♪


そして停まった・・・6：36

びったり６,７分位か？せっかく温まった身体がすっかり冷えちゃったね。

で、この渋滞の時に、声をかけてくれたtoruさん。嬉しかったです♪
こんなblogでも観てくれているかたがいるんだなと思うと励みになります(^^♪


あたりも明るくなった。


後ろからmoriちゃん。

この後もしばらくは進んでは停まって、歩いては～の繰り返し。
まぁ仕方ないね。

でもこの渋滞のおかげで、前にいた兵庫の二人としゃべくりまくって楽しかった。
私の後ろにもさらに関西の方がいて、一気に４人で関西の盛り上がりだった。


やっと道路。7：19


宝蔵院　7：35


兵庫のお二人、お名前を（後で）聞いたらつじ子ちゃんとY田君、Y田君はチビちゃん人形を付けていて、さらに盛り上がっちゃったｗｗ半そで短パンで寒くないの~？と聞くとお肉がついているからダイジョブ。ミートテックやねん(≧▽≦)ほな、夏になったらミートテック脱いでエアリズムに替えやなあかんな。
サッと脱がれへんねんミートテック、時間かかんねんな。みたいな会話しておもろかったわ~。


きっともう会えなくなるので、写真を撮らせてもらった。

そしてトイレへ。
女子は一基だけど、人数は７人ほど。
しばらく並んで結構進まない・・・が、次は黄金橋までないし、（途中の峠は男女で一基でもっと並ぶだろうし）
行っておかないともたないし(;'∀')

で、１０分ちょっとかかってしまった。

トイレの後は先ほどよりもっと遅い流れに感じた。その後のシングルトラックもところどころ停滞しながら、歩いたりだったが、
まぁ本日は目標が最後まできっちり走れるように前半は極力飛ばさないことなのでいいかなと。
ちょっと下りはもちっと速くいきたいなと思ったけどね('◇')ゞ

しかし一番後ろから出たという友人が追いついてきて、『遅いよ～』なんて言われた時には
え？？そんな遅いの？と焦った。

林道に出て今年もなんとか走り続ける。
歩いている人より遅いくらいなのだが、私の中では走っているのだ。
しっかり自分と向き合って確認しながら行ける速度で。


諸坪峠登り切ったのが9：30すぎだった。



その後下り始める。
ここでも飛ばさない。どんどん抜かされていくがいいのだ。ここでがんばると後がダメになるのをわかっているから。
今日は最後までしっかりコントロールしてゴールするのが目標。




こがね橋　10：08

バナナをもらって、水は減っていないのでスルー。トイレも並んでいたのでなし。


二本杉への登り。ここはキツくて最初から歩き。去年はここもがんばったら林道から山へ入ってから走れなくなってしまったのだ。だから今年は登りは歩きでいいとした。精一杯早歩きでね。（苦手だけど）


山入口　10：48　約40分登り続けたわけね、長いわけだ。

山に入ってからも登って走り続ける。
ここからはずっと同じような所を走っている感じ。風景も変わらない。

この場面で去年は走り続けられず、横に避けては後ろの人に先に行ってもらったのだが、
今年はしっかり流れに乗って避けることなく走れた。遅い流れのせいもあったかもしれないが。

私が一番前で後ろに人が連なっている時はあったのだが、だんだん前のパックに近づいているし
後ろの人に聞いても前に行かないと言ったのでそのまま進んだ。

去年と違って走り続けられたのが嬉しい。
走れるのって幸せだなぁとニマニマしていた。風景は変わらないが楽しかった。


二本杉峠　11：31




猫越岳　12：59

この辺は去年は雪どけでグジャグジャだったけど、今年はとても進みやすい。
登りは無理だが、走れるところは走ってがんばったつもり。　
仁科峠に13:00頃に着くかと思ったが、まったくもって猫越岳が13：00だった(^^;)


しかし、視界が広がり仁科ももうすぐ。











視界がバーッとひろがった。
青空に絶景。ひゃ～と叫んで周りの人達と喜び、写真を撮る撮る。
（カメラのバッテリーを忘れて、序盤で切れちゃったので、スマホ撮影。なので起動してはカメラにしての操作が時間かかること(;'∀')やっぱ私はカメラないとがダメだな、ストレス溜まりまくる）

そして来た！！あの場所へ。


仁科峠　13：28　これがとてつもなく好きだ。

しかし、エイドの仁科峠は1.5ｋｍ先なのよね。
案内の仁科峠はこの場所なのだろうけど。もう一度トレイルに入って、下っていき


仁科峠エイド到着　13：43

入るときに出ていくえっちゃんとすれ違い声を掛け合った。故障の足が心配。


短パンちゃんと。

しおかつおうどん、だいぶ並んでいたけれど、温かいのをいただきたかったので並んだ。そして食べながらトイレに並ぶ。食べ終わったら、前後の人と協力し合って、抜けさせてもらって水を補給。
おトイレを済ませ、もう一杯食べたかったが、また並ぶのは寒くて無理。エイドを出発。
エイド滞在は10分ちょっとだったか。

さぁ次はうさかめ君のいる土肥だ。
仁科エイドを出て遊歩道へ。いきなり急な登り・・・しかも休んだ後なので足が固まった。辛い。
でも風景が素晴らしくて













もうね、美しすぎて、進めないの。光る駿河湾、これが観たかったんだ。
今までで最高のコンディションです。息をのむこの景色。

疲れを忘れる・・・いんや、疲れは忘れない。仁科で終わってしまったのか、ものすごくきついセクションだった。
ロードを出ての登りも長くてなかなか走れない。
でも必死で進んで、女性をパスしたら、なんとなんとハセツネのスタート前に声をかけてくれたみわちゃん。


同じ貧血で悩んでいて話したんだ。また会えたのが嬉しい。
キツイね、でもがんばろう。まずは土肥へ。



またロードを登る。辛い辛い、長い長い。
で、やっと右カーブに駐車スペース、私設エイド。去年もやってくれていた方なんだろうか。


もうヘロヘロでコーラいただきました。生き返った～。美味しかった～。チョコもバームもいただいてポッケへ。
エイドまであと300ｍ。16：02


ほどなく土肥エイド　16：06


うさかめ君が迎えてくれた～もうヨレヨレだった私、元気もらった。


Moboさんにも会えた～

そしてしし汁を頂きながら、えっちゃんを探して話した。

自撮りすると目が逝っちゃうのよね(^-^;

しし汁二杯食べて、スタートしたら・・・ボトルが空なのに補給を忘れてしまった。
数百メートル進んでから気づいたので、戻る気がしないし、
ハイドレーションに少々残っているし、もうすごく冷えてきて寒いし、そのまま行くことにした。

ライト装着も忘れていて、そこで停まりライトを準備した。

一気に気温は下がり、あまりに寒いのでJOYウィンブレの上にゴアを羽織ろうかと思ったがそれでは蒸れそうだし
ニット帽があるのを思い出し被った。それまではキャップが飛ばないように抑えて被っていたバフをネックウォーマにしてペラペラ手袋からフリース手袋に変更。
ニット帽は薄手なのだが耳も後頭部も覆えるしすごく温かい。（これ、ユニ〇ロの1000円の薄い奴、軽いしとてもいいです。もう数年前のモデルだけどね。）

風も出てきたが、空気が一気に冷えてきた。それでも例年よりずっと風は弱い。

ここから目指すはラスボス、達磨山。

しかし海を見ると・・・


ああ、海に夕日が沈む・・・周りの選手も立ち尽くすように息を呑んで見とれた。




正面には富士山。だんだん雲が切れて姿を現してくれた。
この凛とした冷たい空気にこの風景、たまらない・・・

海を見ながら登ったら通り過ぎてしまったよ、達磨山頂上。

ああ、ダメダメ、と数メートルだけど戻ってピークを撮影。

達磨山　16：59




ああ・・・・ジーンと涙が溢れそうになりながら進んだ。シアワセだね。

あとは下るだけ~と思っていたけど、ちょこちょこ登ったね。

やがて草原のような下りに入り既に日が落ちて真っ暗な中ライトで進む。

でロードに出て、達磨山レストハウスだ、あと10ｋｍ。
ここで予定通り、トイレに寄り、そして念のためボトルに水を半分ほど入れた。
ハイドレーションはかろうじてまだ残っていたが。

そしてまた下る。もうそんなに速くは下れないが、とにかく怪我しないようにしっかりと。

最後のロードの登り、ここも去年は登りは全く走れなくて歩いたところ。
今年はなんとか走る。ここだけはとにかく最後まで走って登りたい。たとえ歩くより遅い速度でも。
長い・・しかし耐えた。走り切って林道への入口。

ロード走った分、林道入ったら平らなのに走れなくなっちゃったけど(^-^;

あと、〇ｋｍがなかなか減らない、長かったがまた道路を横切り、スタッフさんの案内に従って
最後のシングルに入る。ここも石ゴロゴロで真っ暗闇で走りにくかった。
時間も去年より1時間遅いし、日も短いし、で、去年よりずっと闇だったな。

最後はロードに出て２ｋｍほどあるんだと思ってメダリストを食べた。
うぐ、気持ち悪い。

で、ロードに出て最後だと思ったら、急にムカムカしてきた・・・
ダメ吐きそう・・・

左側のガードレール、下が川か田んぼかそこでちょっと停まってオエーと咳込む。
（スミマセン）
熟女なのに、まるで二日酔いのオッサンのようだったな。でも会場で吐いちゃうよりいいやな。
後ろから走ってきた人に心配してもらっちゃった。

で、ちょっと治まりまたなんとか走る。もうちょっとだ。

温泉街に入る手前の橋の所でもナイスランですと応援してもらえた。
もう辛くてありがとうございますの声も出ないのだが、
手を挙げて精一杯に堪える。もうすぐゴールできると思うと感動してジンジンしている。

「ナイスラン~」と応援してくれた後に「マキさん、おかえりなさい~」
ええ？？とびっくりしたら、第一回大会で同宿でお友達になったH子ちゃんが迎えてくれたのだ。
もう嬉しくて一気にドバッドバッ。熟女大泣きの感動。

しばらく一緒に話ながら走ってくれた。もう感動だった。

その感動のまま、階段を上って降りてゴールゲートへ。


（写真うさかめ君より）


土肥でもゴールでもありがとう。


N田くんはスタートで別れて以来一切会えず。素晴らしいタイムでゴール。感動です。

そして・・・


みわちゃんもゴール。辛かったね、嬉しい~。またしても感動の再会だったね。

女子104位/234人　13：11：37
決していいタイムではないけれど、去年より1時間も遅いけれど、しっかり自分と向き合えた素晴らしい旅でした。

応援してくださった皆様、声をかけてくださった皆様、一緒になった皆様、ありがとうございました。
そして大会スタッフ、ボランティアの方々、本当に素晴らしい大会をありがとうございました。


2015奇跡の完走♪



最高の景色と素敵な旅だったね～～と思ってもらえたら
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