2022 富士山往復マラニック 『ゼロ富士』その3

五合目に着いて、とにかく休みたい。

でもどこもないんだよね…（と思っていたけれど、中に入れるプレハブがあったらしい。そこにはいればよかったんだね。知らんかった）

場所を探していたら手前で声をかけてれた神戸の女子が

「来ましたね、よかった。」とまた声をかけてくれた。

本当、嬉しいね。

で、あるだけ着込んで、地面よりはましかろうと着込んで木のベンチに横になった。

ふう～。

しばらく横になったのだけど、やっぱり寒くて寝てられない。

ダメだ、とにかく動かなくちゃ。気持ち悪い。

1：51　寒くて震えて起き上がった。

なんと主催者の萩田さんが許可もらい、ポリタンクをここまで上げてくれたのだ。感謝だなぁ。ありがたい。

でももう身体が動かなくて上には行けそうもないことを伝えると、

諦めずに登れば八合目あたりで日の出が見れるよと。

うう、とにかく階段の上の2400ｍには行かねば

1：52　2400ｍに来た。

そして一歩一歩さらに先に歩いてみた。

そして6合目トイレ。あまりに気持ち悪いので、ち吐いたほうがすっきりするかと試みたが出るもんがない。

さっきよりずっと広がる下の夜景2：17　ブレブレだ

自分の脚で登って観るこの景色にロマンを感じるのです。

あぁ…あそこから来たんだ、自分の脚で。でもこれ以上上へいく勇気がない。

残念ながら降ります。

降りるのも、よたるし、フラフラだった。

この状態じゃ登れないよねと諦めついた。

降りていくとき、奈々ちゃんとすれ違った。苦しそうだったけれど

それでも上を目指す。強いな。

私…なんて弱いんだろ。

で、五合目に降りて萩田さんにDNFを報告。

2022ゼロ富士は五合目で終了。

降りて西臼塚では

なんとみちゃこちゃんが！！私の姿を見つけてくれた。

お友達と勝手にゼロ富士だと。すごいね。

すっかり明るくなった西臼塚エイド。

胃にやさしいマカロニスープ、おいしいものたくさん準備して

選手を迎えてくれる。DNFしたけれど、私もいただきました。

今ならまだ走れそうだよ。嘘っ（←今更なんやねん）

その後は公園に戻り、スタッフさんのゴールお迎えのお手伝い。

体調もだいぶよくなったので、そのまま帰るのももったいなくて、

ゴールに戻った萩田さん、また西臼塚に見に行くというので、

同乗させてもらって頑張っている選手の応援へ。

その間にもじゃんじゃん萩田さんの電話がなる。

DNF連絡だ。私は電話番、うまく聞き取れないでごめんなさいね<m(__)m>

車で公園から1時間ちょっとかかる西臼塚エイド再び。

ここで戻ってくる選手の応援をさせてもらった。

頑張っている姿は美しいね。情けナスな自分だけど感動する。

ここを目指して降りてくる。がんばれ～。

しばらくエイドにいて、マンサンダル履いてたHiroさんに

フットベッドが滑る問題に滑り止めの話聞いたりしてた。

そしてエイドに入ってきたHiro さんの友人に

『2012UTMF走っていませんでしたか？』と声をかけられた。

きゃー、Banちゃんじゃん！！10年ぶり？？よくわかってくれたねえ～。

2013のUTMFで途中一緒になって、しばらく一緒に進んだ。

2014はこどもの国に応援に来てくれたよね。嬉しい再会だった。

まっしーも帰ってきた！！

去年、辞めるつもりだったけど、まっしーと一緒になりゴールまで運んでもらった私です。がんばって～♪

13時過ぎ、西臼塚エイド出発、またゴールの公園へ戻ります。

萩田さんは休む暇なしです。

いつもは西臼塚エイドでいてくれて、ありがたいなぁと思っていたけれど、

こんなに暇なしに移動していたのですね。それもよくわかったな。

来年は私、お手伝いします。（え？選手は？？？いや、お手伝いで…）

公園に戻る途中も応援しながらね。

Banちゃんがんばって～♪

灼熱ロード、一番つらいところだ。

それでも公園を目指す選手、本当に素晴らしい。

公園に着いて、もどってくる選手を迎える。

お帰り～みんなすごいよ。ナイスらーん。

もうね、いろいろな思いで涙出る。

感動と自責の念が入り混じる。

みんな素晴らしい。

Mちゃんも帰ってきた！！

すごい、時間内完走だ！！

Yさんもfinishだ。素晴らしい。来年はオカリナ吹けるかな

残念ながら復路の五合目でDNFで帰ってきた奈々ちゃんとも会えた。

A君も残念だったけれど、また来年会おうね。

Banちゃんイエーーーイ♪

そして暗くなるギリ前にタクシー呼んで、お風呂に行って新幹線で帰宅。贅沢だわ～（もったいないばばぁどこ行った？）

帰るころには本当に体調不良やったんかいうほどに復活していたけれど

（結局、翌日から２日間くらいは胃がダメだったんだけどね）

あかんな、弱いな。ココロがだめだったな。

でも結果はダメダメだったけど、出会いと感動、感謝いっぱいのゼロ富士でした。

今年も海の砂、運べなかったけど、とってもドラマティックでした。

海の砂、毎年溜まってるんだよぉ…(;'∀')

主催者の萩田さん、スタッフの皆様、選手の皆様、ご一緒してくれた皆様、ありがとうございました。

そして翌日も続く、ゼロ富士プラス、+100ｋｍ富士山の周りを走る猛者たち。いつか応援しながら回りたいな。（自転車でやる？）

萩田さんありがとうございました。

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