旧嵯峨御所大本山大覚寺、これが通称大覚寺と言われているお寺さんの正式名だとか。
いけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)でもあります。
まず、お寺には山門があるのが普通です。
でも、この大覚寺にあるのは、何故なのかは分かりませんが、「玄関門」なのです。
次は「勅使門」、「正寝殿」、「宸殿」、「御影堂」と「勅封心経堂」です。
私の理解するところでは、「右近の橘」と「左近の桜」です。
でも、この大覚寺では「左近の梅」です。
はじめは「梅」だったそうです。
何時から、何故「桜」になったかは、翻然としないそうです。
でも、845年にはまだ「梅」があったそうで、それ以降と言うことは確からしいのです。
最後は「嵯峨菊」です。
この「嵯峨菊」は、今は違うようですが、かつては門外不出の花だったそうです。