京都観光二日目、嵐山地区散策で一番遠くのお寺は、高松山往生院祇王寺(ぎおうじ)です。
平清盛の寵愛を受け、のちに仏御前に愛を奪われて捨てられた白拍子の祇王が、母や妹とともに庵を結んだことにより、祇王寺と呼ばれるようになぅたのだそうです。
この祇王寺は、竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵です。
小振りの山門より、境内へと入ります。
山門を入ってすぐの所に植えられているのが、この「丸葉柊(まるばひいらぎ)」です。
残念ながらこの丸葉柊には、花は咲いていませんでした。
すぐ側では、柊の花を見ることは出来ましたが。
境内の紅葉です。
また、境内には竹林もあります。
本堂内は写真撮影は禁止されています。
でも、勝手な判断で、丸窓は写させて頂きました。
この窓を、吉野窓というのだそうです。
この寺に埋葬されている、祇王と祗女、母刀自の墓で、立て板で隠れていますが、これは平清盛公の供養塔です。
これは、のちに平清盛が建立したものだそうです。