(前の記事からの続き)
以下の 「全体像の証拠の記録」 は、
あなたの考え方や感じ方に 反することに役立ててください。
【全体像の証拠の記録】 (例)
質問: 何が起きたか?
回答: 数学のテストで悪い点を取った。
質問: その結果、 どう考え、 どう感じたか? (具体的に)
回答: 思考- 「私は何をやってもうまくいかない」
感情- 圧倒された, 気分を害した, 怒った
質問: その思考や感情の 証拠は何か?
回答: 一生懸命勉強したのに、 悪い点しか取れなかった。
質問: その思考や感情と 相反する証拠は何か?
回答: 私はオールAの生徒だ。 第1志望の大学の奨学金をもらった。
質問: 証拠を全て考慮すると、 偏りのない思考や感情は どのようなものか?
回答: 一生懸命勉強して うまくいかなかったのだから、 がっかりして当然だ。
でもそれは 1度だけの成績でしかない。 私は全体的にはうまくいっている。
質問: より健康的に対処するために できることは何か?
回答: 友人と話をする。 好きな音楽を聴く。 思考を落ち着かせる。
マインドフルな呼吸を用いる。 コーピング思考を使う。
「完璧な人などいない。 誰もが過ちを犯す」
【全体像の証拠の記録】
質問: 何が起きたか?
回答:
質問: その結果、 どう考え、 どう感じたか?(具体的に)
回答:
質問: その思考や感情の 証拠は何か?
回答:
質問: その思考や感情と 相反する証拠は何か?
回答:
質問: 証拠を全て考慮すると、 偏りのない思考や感情は どのようなものか?
回答:
質問: より健康的に対処するために できることは何か?
回答:
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
[星和書店の許可のうえ掲載]