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「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「DEAR MAN」 法 (1)

2009年04月15日 23時34分51秒 | 「BPD家族会」
 
(前の記事からの続き)

 「BPD家族の会」 で紹介された もうひとつの対人関係のスキル、

 「DEAR MAN」 について 書いてみます。

 「DESC法」 と似ていて、 以下の頭文字を つなげたものです。

D: describe (描写する)

E: express (表現する)

A: assert (主張する)

R: reinforce (強化する)

M: mindfully (心の動きに集中する)

A: appear confident (自信を持つ)

N: negotiate (交渉する)

 それぞれについて 説明します。

D: 自分の状況を 簡潔に描写する。

  断定的でなく、 客観的に 事実のみを述べる。

E: 状況についての 感情や意見を はっきり表現する。

  相手が こらちの心を読んだり、 思い巡らしたりすることを 期待しない。

  頼んだり断ったりすることの 根拠を、 簡単に言う。

A: 要望を主張する。

  望んでいることを要求したり、 はっきりノーと言う。

  何も言わなくても 分かってもらえると期待しない。

  相手がすべきことではなく、 自分が望んでいることを 要求する。

  回りくどい 言い方はしない。

  伝えるべき点は 何としてでも伝える。

(次の記事に続く)
 

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