「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

鬼子母神 ~ 手塚治虫さんの並木ハウス

2013年11月23日 22時21分39秒 | Weblog
 
 受講しているカウンセラー養成講座は 雑司ヶ谷で、 近くに鬼子母神があります。

 (「きしもじん」 と読み、 本当は 「鬼」 の漢字の 上の点がありません。)

 先日、 知人と鬼子母神周辺から 雑司ヶ谷霊園へ行ってみました。

 鬼子母神は お寺でありながら鳥居があり、

 仏教と神道が混ざり合った 神仏混淆 (こんこう) というそうです。

 樹齢600年以上という 銀杏の樹が見事でした。



 鬼子母神に続く参道には、 樹齢400年を越すという けやきが並んでいます。

 その数日後、 TVで この参道を紅葉の場所として 紹介していました。

 そして、 参道の少し脇に、

 かつて手塚治虫さんが住んでいたという アパートがあると言うのです。

 並木ハウスといいます。

 トキワ荘は誰でも知っているでしょうが、

 僕も並木ハウスのことは 初めて知りました。

 実は 手塚治虫さんがトキワ荘に住んでいたのは ごく短期間で、

 並木ハウスに3~4年住んでいたそうです。

 (その後、 初台に移りましたが、 僕も初台に数年住んでいました。

 ちなみに、 手塚プロが入っていたビルで、

 僕は家庭教師をしていたこともあります。)

 先日、 講座があった日に、 もう一度 鬼子母神に寄ってみました。

 参道の案内所で訪ねると、 その目と鼻の先に 並木ハウスはありました。

  ↓ 手前の左側の部屋が、 手塚さんが住んでいた部屋だそうです。



 改装してエアコンなども付いおり、 部屋は満室だということです。

 (従って中には入れません。)

 隣は猫のいる空き地と、 古びた家屋でした。

 手塚さんはきっと 作品の構想を練るために、

 参道や鬼子母神周辺を 散策したのではないでしょうか。

 ここから あの天才の作品が 生み出されたのかと思うと、

 何か不思議な感慨にふけった ひとときでした。
 

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