小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

羽根つき大会と次女の挑戦 ~母島のお正月を振り返る③

2020年01月27日 | 母島 日常 日記
■なんと複数記事となった母島の正月ブログ(笑)。前回の続きです。

前回に書いた、天国のような海開きで元旦は終了。
翌日は恒例の羽根つき大会が開催されました。

年末に島のレジェンドに習って作った、島の細竹で作る羽。
空高く飛ばすと、クルクルと回って落ちてくるのが、上手にできた証拠です♪
羽子板は島のタマナの木(テリハボク)で作ったオリジナルです。

ぽかぽかとした温かい陽気の正月に相応しいですね(#^.^#)
青空のもとで羽根つきをするのは楽しいものです♡


■正月に羽子板で羽を突くというのは鎌倉時代頃にはもうお遊戯として始まっていたようです。

羽子板は諸々の邪気をはね(羽根)除けて、
健やかに育つようにとの願いが込められているそうです。

今期は羽根つき大会を知らせる、
とても粋な防災無線の効果もあり、
多くの人が会場である学校グラウンドに集まりました。


みんなで輪になって羽を突く。
数を数えながら「10回はいきたいね!」「あ~~~落ちた!!」「すごい!!続いてる!!」
など、色んな歓声が入り混じっています♪

■我が家は何年もこの羽根つきの後は小剣先山に登って、
自分たちが住んでいる集落を見ながら、夕陽と跳ねるザトウクジラを眺めます。

今年は長女が留学で島を巣立っているので、
3人で登りました。

近年は毎年一緒に登るリピーターさんもいて、
そこの子どもの成長も見れて、とても楽しみです♪

これが450人が住む母島の集落です。

僕はこの「狭さ」が好きなんです(#^.^#)
みんなが通りすがりながら挨拶をする、人を信用できている平和な雰囲気をこよなく愛しています♪

■次女はこの小剣先にあるガジュマルに登るのが大好きです。
「頂上はいかなくていいから木登りしようよ」と言うほどです(笑)。

もはや母島のおサルさんです。

実は今、次女も妻も母島にはいないのです。
今、母島には僕一人。
気楽ですが、さすがに寂しくなってきました(#^.^#)

なんと次女は親元を離れて、新しいチャレンジに挑戦しています。
この木登りの頃は新しいチャレンジに向けて、ワクワクしてる最中です♡

人見知りと場所見知りの次女が、
明日の便から母島を離れ、
少しの期間だけど、
外の世界に飛び込み、
新しいことにチャレンジしています。

素直に応援したいです(*^_^*)
そして、そんな次女を受け入れてくれている地域、家族の皆さんに感謝です♪
頑張っているだろうなぁと思います。

昨日は母島小中学校の授業公開日で学校に行ったのですが、
次女が今お邪魔している学校から、
頑張っている様子の写真が届きました。

こうして様子がわかるのが嬉しいです。
伝えてくれてありがとうございます♪

学校の友達も先生も遠く離れてチャレンジしている次女の様子を知れて、
とても嬉しそうでした。
それが、僕は嬉しい♡

■自分が4年生の頃を思うとすごいなぁと素直に思います。
ホント当時は何も考えてなかったなと思うのです(笑)。
間違いなく高校生くらいまで宮城県の外に出る発想すらありませんでした!

長女も小学5年生の春に信州に山村留学をしました。
1か月ぶりに会った時の成長ぶりが忘れられません。

今回の次女のチャレンジもそうですが、
日々生きていて、つながるご縁にお世話になっています。

快く受け入れてくれて、本当に有難いです。

その機会で成長した子供たちがこれからの社会を作っていきます。
自分もその受け入れとしても、どんどん動いていきたいですね。


小剣先から美しい夕陽を眺めながら考えました。

私達は挑戦と学びを忘れてはいけないということを。
日々、本当に子ども達から学ばされています。

この景色が当たり前で興味のない次女はとっとと降りてしまいましたが(笑)。
美しい景色を見ながら、そんなことを想っていました。

その後は島の成人式が3日にあり、帰島して来た島っ子たちを祝福し、
飼っていたヤギが長寿を全うし亡くなる事が続きました。
正月も有難いことに忙しいもんです。

まだまだ母島の正月ネタが続きます(笑)。
ここまで読んでくれてありがとうございます!

書きたいことがいっぱいで全然追いつきません。
話もいっぱい前後するので、申し訳ありませんw

その④へつづく→