小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

「種」を蒔く。そして…

2021年05月15日 | 母島 農 日記
■今、夏野菜の作付け終盤です。
まだまだ種を蒔いています。

日常生活でも沢山の「タネ」を蒔いていると感じますし、
沢山の「実り」を頂くことも、感じることもあります。

日々、感謝ばかりです(*^_^*)

これは島オクラの種です。

いつも自家採取をしています。
自家採取の種は、その土地の土と気候に合わせて、どんどん馴染んできます。
成長も発芽率もダントツでいいです♪


今回の島オクラ、実は自分の自家採取した種ではありません。
去年は長雨とネズミの害で種が採れなかったのです(涙)。

しかし、2年前に種をお裾分けした方が、上手に種を採ってくれていて、
前シーズンの種を分けて頂きました。

本当に有難いことですm(__)m

ローゼルもそうですが、
お裾分けした事で、種を絶滅させるリスク回避になっているのです。

そういう意味で、種を蒔く(この場合は種を分散させるという意味)は大事なことであり、
こうした実り(種を分けてもらう)に繋がる事もあります。


うちなーローゼルや、黒あずき、島オクラなどこうした恩恵を頂いています。

■今はジャガイモの収穫シーズンです。

いつも種イモを農協で購入し、
少しだけ介護の職場にお裾分けしています。

先日は素晴らしい収穫ができました♪

高齢者の皆さんも大喜び(#^.^#)
昼食にはじゃがバターにしてくれて、みんなで舌鼓を打ちまくりでした(#^.^#)

こうした実りのひとつひとつが嬉しいですね。

ジャガイモはナス科で、トマトそっくりの実をつけることがあります。
しかし、その実は猛毒でヤギが食べたら、即死んでしまうとか。

ジャガイモはその実の中に実は種を実らせています。
(品種改良はこの部分を使っていくようです)

地中に成るイモは、また別の意味の実りなのでしょうね。


畑では大豆も蒔いています。

去年はネズミの猛攻に遭い、
なんと枝豆の前に駆逐される悔しい思いをしました。

今年こそは!!と意気込んでいます。

これは八丈からやって来た里芋の葉っぱの上の水滴です。

里芋の葉っぱは小さな産毛がいっぱいあって、水滴を表面張力で転がせますm(__)m
これがなかなか楽しいのです(#^.^#)

いや~畑行っても子どもみたいな気持ちに良くなっている気がしますよ(笑)。


■さて、昨日はまたやりたかった仕事ができました!
それは貨物船、共勝丸の荷物の仕事です。

共勝丸は島の暮らしを支える貨物船。
建築資材や燃料、車両、産業廃棄物などを運んでくれています。

共勝丸の本社はなんと東北の石巻。
東北弁バリバリの皆さんとお話しできるわけです♪
(僕も東北出身)
「あのロープ取ってけろ!」
「このスイッチわかんね~べ!?」
久々の思いっきり遠慮のない東北弁は嬉しかったです(#^.^#)

相手の出身地を尋ねたら、
「そりゃ東京に決まってるべ~!」
と言われて大笑いしました(#^.^#)

妻が結婚するまでは1度もおが丸に乗っておらず、ずっと共勝丸だったり、
母がカナダで危篤になった時に僕を乗せて励ましてくれたり、
WWOOFで家族で日本1一周の学びをした時に帰りも共勝丸でした。

このブログ記事は2018年の先代の共勝丸の最終航海の時のものです。

そんなご縁のある共勝丸のお仕事に関われて嬉しいです♡

命の危険が潜む、港湾仕事なので、
初日だった昨日は1日終えたらヘトヘトになってしまいました(#^.^#)

船員さんに、
「じゃあな!また次も来いよ!」
と言われて嬉しかったです。

方言って嬉しいもんなんですね(#^.^#)

※写真は港湾仕事をしながら撮る暇がなかったので2020年1月のものです☆

これも色んな蒔かれた種が実ったものを感じます。
ご縁という種。

一期一会ですね(#^.^#)。


■さてさて、昨日はついにコロナワクチンの接種の予約のお知らせが我が家に届きました。

みんなそれぞれ、
よく自分で調べて、
納得して打たないといけないと思います。

僕の近辺でも、
医療従事者を中心にワクチンの接種がよく耳にするようになりました。

カナダ留学している長女も同様です。

しかし副反応で若い人も死亡しているケースも複数あるそうです。

5/12発表、厚生労働省のデータ
これを見ると因果関係は特定できていないようです。

今の所、そこまで急いで打つ必要があるのか良く考えなければいけません。
色んな副反応の生の声も聞こえているのも事実なのです。

僕は色々考えましたが、
今の所、打たない考えでいます。

人それぞれでいいと思うのです。
自分の考えを推しつけてはいけないと思いますし、
強制しても行けないと思います。

これで後遺症や命を落としても、
因果関係が認められなければ、何も補償はないのです。
Yahooニュース



■畑のルビーローゼルのアダルトな雰囲気の花です。

これは葉っぱを食用にできるローゼルの品種です。
食用ハイビスカスなので、花はもちろんハイビスカス。

今年の夏も楽しませてもらいます♪



■こちらはキアシシギさん。

黄色い足のシギなんて沢山いるのに、何故かこの子はキアシシギ(笑)。
結構、可愛くてお気に入りです(#^.^#)



セイタカシギさんも来ていました。

ほんとこんなに途中の道のりで休憩場所のない小笠原まで良く渡って来てくれたと思います。
母島に到着しても、衰弱で死んでしまう鳥もいます。

無事に母島でゆっくり栄養を蓄えて、
また別の地に渡っていけることを祈っていますm(__)m