小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

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その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

カブ90に惚れた夏 感想編 (資格取得ツアー④)

2022年07月25日 | 資格取得ツアー2022

■今回の資格取得ツアーは僕がカブに惚れこむ旅でした♡

日常の足として当たり前に使っていたカブ90が、こんなにも旅に適したバイクだったとは(#^.^#)

今回、母島からホンダのスーパーカブ90DXを
ははじま丸、おがさわら丸に載せて内地へ運びました。

母島のライダー先輩からは内地に150ccのスクーターを置いてあるから、
それを使っていいよと言われていたのですが、
今回はそれを見送り、敢えて自分自身で旅仕様にカスタムしたカブで敢行してみました♪

青森の白神山地のサイドを走る五能線沿いにて

 

母島で日常の足として活躍してくれているカブ90。

年代を調べると、なんと26歳のバイクです。
この20年間、バイクで内地の道を走った経験はありません(笑)。
島もせいぜい南北に20㎞のない規模のサイズで生活しています。

自分自身、キャンプ道具一式を積載したカブで、
どれだけ走れるのか、
バイクも僕自身の体力も未知数の中のツアー敢行だったのです☆

しかし、終わってみれば、カブ90は実に素晴らしく、
僕自身の体力も日々余ってしまうほど余裕がありました(^^♪

有難いことにずっと天候にもめぐまれ、
小雨が幾つかあった程度で、
ほとんど雨で困った経験がありませんでした☆

秋田の田園風景の中で小休憩

事前に取り付けた
左ミラーの根元のスマホホルダー、
USB電源、
バイク用ナビアプリ「ツーリングサポーター」
も大活躍でした♪


■今回は竹芝でカブを受け取ってから、
竹芝~千葉~茨城~東京~栃木~福島~宮城~秋田~青森~岩手~宮城~栃木~東京
と、なんと走行距離3200㎞も走っていました。
自分でもビックリです(#^.^#)

90ccのカブは高速道路を走れません(走れるのは125cc以上なのです)。
下道をトロトロと景色を楽しみながら行くツーリングです☆

1時間以上の長い距離の運転をしていると、
だいたいお尻が痛くなってくるのですが、
それの解消するコツも、自分の休憩のタイミングも掴めてきました(^^♪
何事もやはりやってみるものですね☆

1日の走行距離で一番長かったのは八戸~石巻の海岸ルートで370㎞でした。
実は島の先輩ライダーに「岩手はホントに長いです!4号線はつまらないですよ~」と
アドバイスを頂いていたので、ルートを最初から三陸の海岸を行くルートに設定しました。
これが素晴らしいチョイスでした☆

長時間のバイクの運転でお尻が痛くなってきたとき、
三陸海岸のグネグネ道をバイクのレーサーのように、
事前にお尻を横にずらしながら車体を倒し、
いわゆるハングオン状態で曲がってみたら、
まあ減速しないで曲がれるし、
お尻は痛くなくなるし、
運転してて超楽しい!!

そんなハングオンを楽しんで南下していたら、
長いと言われていた岩手があっという間に過ぎ去ってしまいました(笑)。

津軽半島から下北半島へはフェリーにバイクごと乗りました!


■あと今回、今更分かった事なのですが、
僕は心底、海が好きだってことなのです☆

毎日海に入っていた母島の暮らしから一変して、
内地の内陸でのライディングの日々。

途中あまりに海が恋しくなり、
土浦から千葉の九十九里浜まで行ってしまったほどです。
その後、葉山のカヌーレースで海に入りましたが、そこから北上してからは、
ずっと海を見ることなく北上していました。

仙台から秋田へ抜けて、日本海の海を見た時の嬉しさと言ったら、
言葉では表現できないほどです(#^.^#)
ヘルメットの中で思いっきり「イヤオ!!」と叫んでいました☆

茨城の田んぼと蓮田のあぜ道を走る。この景色がタマラナイ♡


■また、毎日すれ違いで会釈や挨拶を交わす母島の暮らしから、
内地はすれ違いで挨拶をすることはないのですが、
田舎を走るライダー同士の独特の挨拶があるのです☆

それがヤエー!と呼ばれるライダー同士のハンドサインです。
これは80年代にアメリカのライダーから生まれたものらしいです。

地元仙台から東北を周る間中、
すれ違うライダーとヤエー!を交わすのが、
とても嬉しい瞬間でした☆

遠目にライダーを発見して、
近づいたら僕は左手でアロハのポーズをとって笑顔で上に掲げます。
すると、相手ライダーは手を挙げてくれたり、ピースしてくれたり、会釈してくれたり、
なんだか、知らない相手と内地でもこうして挨拶できるのがとてもほっこりしました(#^.^#)

下北半島には牛さんも放牧されていました☆

■20年前に原付(マグナ50)で仙台~東京を行った時とは雲泥の差で、
今回の旅でカブ90の強さ、逞しさが実感できました。

スピードも速いときは100㎞/h位出せますし(一般道は60㎞/hまでです!)、
のぼりでも60km/hをキープできます。

燃費は26歳なので1ℓ 42~48km程度ですが、それでも素晴らしい!
積載は見ての通り、前に真ん中に後ろにとどんとこい状態です。

カナダで長女が留学でお世話になっている義父のケビンもなんと16歳の時に、
ホンダのカブ90に乗っていたそうで、パーフェクトバイクと言っていました♡

とにかく、今回は想像以上にカブ90は旅に適しているバイクだということが
よぉ~く、わかりました!!

今回の旅を通して、自分の事をようやく「カブ主」と思えるようになりました☆

旅のお守りとして友人にもらったカブのミニカー。旅の間ずっと共に過ごしました(^^♪どうもありがとう!

次回はハプニング編です(#^.^#)



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