■この春に行ったハワイの記事です。
まだまだ書ききれていないうちに、どんどん次の日常が発生するので、永遠に追いつけないかもです(笑)。
もう半年も前のことなので、なんとか記憶を掘り起こしてます(*^_^*)
今回は本場ハワイで見てきたアウトリガーカヌーを紹介したいと思います。
まずハワイ島のコナ空港に到着し、一番初めに泊まったコナでの宿(キングカメハメハホテル)のすぐ脇に沢山のカヌーが並んでいました。
さすがハワイ。
数も壮絶ながら、絵になりますね~
青い空に白い砂浜とヤシ、そしてカヌー!!
小笠原とほぼ変わらない素材なのですが(笑)、
ハワイはやはり圧倒的にスケールが大きいです。
オアフ島ではなく、ハワイ島なので人の数は思ったよりも少なくて良かったです☆
日本では道路を運ぶ都合上、14mのカヌーは3つに分解できるものばかりですが、
広いハワイはみんな1発作りで繋がった大きなカヌーばかりでした。
ハワイ島のマウナケアを背景にカヌーを漕ぐ光景。
カヌーが普通に日常にある感じが嬉しかったです♪
カヌーの種類だけで言えば、父島の方が勝っている気はします(*^_^*)
■そしてコナでの練習風景!
コナでは朝晩に練習が行われていました♪
主に夕方は大人や学生が漕いでいました。
朝方は仕事前の大人でしょうか?
もの凄いスピードで何艇も沖に消えていきました。
こちらは夕方の学生の漕ぎの練習風景です。
始動する大人がヤク部分に座り、指導していました。
20分サイクルくらいで何度も遥か沖まで漕いで、
フリ(転覆)練習もしていました。
やはりみんな漕ぎが揃っていて、グングン進んでいくのが見ても分かります!
終わった後はみんなで台車に載せて、
元の場所に戻します。
今回、特に気になったのは双胴(ダブル・ハル)のカヌーです。
練習でも使われていましたが、12人で一気に漕ぐと信じられないスピードで、
水平線の彼方に消えていってしまいました(笑)。
ステアマンは右側の一番後ろの人一人に見えました。
ヒロの高校生とはカヌーを一緒に漕ごうと誘われてまでいたのですが、
残念なことに一緒に漕ぐ時間はありませんでした。
この部分は今でもちょっと後悔しています。
またいつかハワイで漕げる日を夢見ています(*^_^*)
■気になるリギングも色んな種類がありました。
こちらは母島のベルーガと同じような巻き方。
まるで神輿の様です☆
左側の立てに飛び出た気の部分に高く積んで結ぶ方法。
これは、その気に部分に負荷がかかり過ぎるのでお勧めしないとデュークさんに教わりました。
こちらはお手軽なガッチャベルトで留めるタイプ。
お手軽ですが、やはり沖でウネリで船体(ハル)と浮き部分(アマ)がねじれる時に綱でやったものよりも、
遊びが少なく、損傷を招く方法と教わりました。
■滞在のほとんどを過ごしたハワイ島の東海岸、ヒロにも沢山のカヌーが置かれていました♪
どれもバリバリの現役で、よく使われているのが分かりました。
木造のモノはフェンスと屋根で厳重に保管されていました。
しかし、バリバリに使われている感はありました!
こういう伝統的なものを守る人達も残っているのを感じれたのが嬉しかったです♡
ヒロで朝早くに出かけて男3人でカヌーについて語る朝は、
最高の朝日でした♪
■最初に泊まったキングカメハメハホテルには、なんと伝統のハワイコア材を利用して作った木製のカヌーが保管されていました!!
1番シートの前にある波がシートに入るのを防ぐ部分です。
今まさに漕いでいる母島のOC6・ベルーガと同じ形しているのが、震えるほど感動しました♪
アマ(浮き)部分。
この存在が洋上での素晴らしい安定感を生み出します。
現代のと違ってヤク(船本体と浮き部分を繋ぐ木)がまっすぐに近いですね。
波を割って進む船首部分です。
こちらもきちんと現代のモノと変わっていないことに感動を覚えます。
リグ(結び)部分も同様です。
何か古代と現代の繋がりをカヌーで感じているのが当たり前になってきました♡
みんなでグルグルと観察します。
カヌー好きの僕と一海は細かい所までつぶさに観察しました(笑)。
展示されていた絵です。
古い時代の木造の船ばかり。
その頃にもダブルハルのカヌーはあったようです。(ホクレア号もダブルハルです)
う~む、ダブルハル、セーリングのカヌーも含め、気になります。
これはキラウェア火山の事務所に飾られていたパドルです。
比較的丸い感じですね!
■最後に本場ハワイでカヌーを見て、やはり小笠原に伝わってきたルーツを再確認する事が出来ました。
そして、こんなにも日常的にカヌーが当たり前にある風景に感動しました。
それをみんなで目の当たりにして、色々な事に想いを馳せました。
小笠原の先史時代を今に伝えるのはカヌーを掘った石器です。
これらは伊豆諸島とマリアナ諸島のものが混ざって類似しているそうです。
そして一度、小笠原の人の暮らしは途絶えてしまいますが、
ポリネシアではきちんと続いていってます。
そして現代。
日本で最初にアウトリガーカヌーがハワイから伝わった小笠原に住んでいる私達。
今夜あるフラの祭典フラオハナが象徴するように、
ハワイ文化が現代の小笠原にも根付いています。
今そこに住んでいるという現実。
小笠原に住んで17年。
ルーツはサバニを漕ぐ文化の沖縄です。
出身は仙台。
長女は様々なご縁があり今はカナダの島で留学しています。
カナダにも別のタイプのカヌーがあります。
何故にこんなにも海に縁のあるものばかりなのでしょう?
不思議だけど必然を感じます。
そんなハワイと小笠原どころか太平洋の島々を感じるハワイのカヌー報告でした(*^_^*)
まだまだ書ききれていないうちに、どんどん次の日常が発生するので、永遠に追いつけないかもです(笑)。
もう半年も前のことなので、なんとか記憶を掘り起こしてます(*^_^*)
今回は本場ハワイで見てきたアウトリガーカヌーを紹介したいと思います。
まずハワイ島のコナ空港に到着し、一番初めに泊まったコナでの宿(キングカメハメハホテル)のすぐ脇に沢山のカヌーが並んでいました。
さすがハワイ。
数も壮絶ながら、絵になりますね~
青い空に白い砂浜とヤシ、そしてカヌー!!
小笠原とほぼ変わらない素材なのですが(笑)、
ハワイはやはり圧倒的にスケールが大きいです。
オアフ島ではなく、ハワイ島なので人の数は思ったよりも少なくて良かったです☆
日本では道路を運ぶ都合上、14mのカヌーは3つに分解できるものばかりですが、
広いハワイはみんな1発作りで繋がった大きなカヌーばかりでした。
ハワイ島のマウナケアを背景にカヌーを漕ぐ光景。
カヌーが普通に日常にある感じが嬉しかったです♪
カヌーの種類だけで言えば、父島の方が勝っている気はします(*^_^*)
■そしてコナでの練習風景!
コナでは朝晩に練習が行われていました♪
主に夕方は大人や学生が漕いでいました。
朝方は仕事前の大人でしょうか?
もの凄いスピードで何艇も沖に消えていきました。
こちらは夕方の学生の漕ぎの練習風景です。
始動する大人がヤク部分に座り、指導していました。
20分サイクルくらいで何度も遥か沖まで漕いで、
フリ(転覆)練習もしていました。
やはりみんな漕ぎが揃っていて、グングン進んでいくのが見ても分かります!
終わった後はみんなで台車に載せて、
元の場所に戻します。
今回、特に気になったのは双胴(ダブル・ハル)のカヌーです。
練習でも使われていましたが、12人で一気に漕ぐと信じられないスピードで、
水平線の彼方に消えていってしまいました(笑)。
ステアマンは右側の一番後ろの人一人に見えました。
ヒロの高校生とはカヌーを一緒に漕ごうと誘われてまでいたのですが、
残念なことに一緒に漕ぐ時間はありませんでした。
この部分は今でもちょっと後悔しています。
またいつかハワイで漕げる日を夢見ています(*^_^*)
■気になるリギングも色んな種類がありました。
こちらは母島のベルーガと同じような巻き方。
まるで神輿の様です☆
左側の立てに飛び出た気の部分に高く積んで結ぶ方法。
これは、その気に部分に負荷がかかり過ぎるのでお勧めしないとデュークさんに教わりました。
こちらはお手軽なガッチャベルトで留めるタイプ。
お手軽ですが、やはり沖でウネリで船体(ハル)と浮き部分(アマ)がねじれる時に綱でやったものよりも、
遊びが少なく、損傷を招く方法と教わりました。
■滞在のほとんどを過ごしたハワイ島の東海岸、ヒロにも沢山のカヌーが置かれていました♪
どれもバリバリの現役で、よく使われているのが分かりました。
木造のモノはフェンスと屋根で厳重に保管されていました。
しかし、バリバリに使われている感はありました!
こういう伝統的なものを守る人達も残っているのを感じれたのが嬉しかったです♡
ヒロで朝早くに出かけて男3人でカヌーについて語る朝は、
最高の朝日でした♪
■最初に泊まったキングカメハメハホテルには、なんと伝統のハワイコア材を利用して作った木製のカヌーが保管されていました!!
1番シートの前にある波がシートに入るのを防ぐ部分です。
今まさに漕いでいる母島のOC6・ベルーガと同じ形しているのが、震えるほど感動しました♪
アマ(浮き)部分。
この存在が洋上での素晴らしい安定感を生み出します。
現代のと違ってヤク(船本体と浮き部分を繋ぐ木)がまっすぐに近いですね。
波を割って進む船首部分です。
こちらもきちんと現代のモノと変わっていないことに感動を覚えます。
リグ(結び)部分も同様です。
何か古代と現代の繋がりをカヌーで感じているのが当たり前になってきました♡
みんなでグルグルと観察します。
カヌー好きの僕と一海は細かい所までつぶさに観察しました(笑)。
展示されていた絵です。
古い時代の木造の船ばかり。
その頃にもダブルハルのカヌーはあったようです。(ホクレア号もダブルハルです)
う~む、ダブルハル、セーリングのカヌーも含め、気になります。
これはキラウェア火山の事務所に飾られていたパドルです。
比較的丸い感じですね!
■最後に本場ハワイでカヌーを見て、やはり小笠原に伝わってきたルーツを再確認する事が出来ました。
そして、こんなにも日常的にカヌーが当たり前にある風景に感動しました。
それをみんなで目の当たりにして、色々な事に想いを馳せました。
小笠原の先史時代を今に伝えるのはカヌーを掘った石器です。
これらは伊豆諸島とマリアナ諸島のものが混ざって類似しているそうです。
そして一度、小笠原の人の暮らしは途絶えてしまいますが、
ポリネシアではきちんと続いていってます。
そして現代。
日本で最初にアウトリガーカヌーがハワイから伝わった小笠原に住んでいる私達。
今夜あるフラの祭典フラオハナが象徴するように、
ハワイ文化が現代の小笠原にも根付いています。
今そこに住んでいるという現実。
小笠原に住んで17年。
ルーツはサバニを漕ぐ文化の沖縄です。
出身は仙台。
長女は様々なご縁があり今はカナダの島で留学しています。
カナダにも別のタイプのカヌーがあります。
何故にこんなにも海に縁のあるものばかりなのでしょう?
不思議だけど必然を感じます。
そんなハワイと小笠原どころか太平洋の島々を感じるハワイのカヌー報告でした(*^_^*)
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