帽子を被ったまま食事している風景を良く見かける。
マナー的には"ハット"と"キャップ"で異なるらしいが、日本では"被り物"を着用して食事する文化・習慣は無かったのではないだろうか。かって屋外における頭頂防止のための道具であったものが服飾的な意味合いに変化した"帽子"であるとすれば、食事中に被るのも当然かもしれないが、やはり違和感が先に立つ。中年以上の人間が着帽して食事している光景に接すると、違和感以上にその人の品性を疑う。
時代錯誤を承知で言わせてもらえば、やはり帽子は屋外で着用し、食事中は脱帽するのが、帽子と食事の本来の意義であると考える。影響の大きいTVに良く出る人が率先してくれないかなァ。