もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

岡田氏が民主党代表に

2015年01月19日 | 社会・政治問題

 民主党代表に岡田氏が就いた。

 決選投票において、旧社会党系の赤松派の支援を得ての結果である。岡田氏の就任で一番安堵したのは安部政権と自民党であろうと推測する。報道によれば岡田氏は赤松派の若手議員の優遇を確約して支援を得たとのことであり、党運営における左派系リベラリストの発言力が増すだろう。結果として「何にでも反対し、バラマキこそがリベラルの党」のままであり、党の改革、野党再編はますます遠のいたからである。岡田氏は現実離れした空理空論をもて遊び、戦後の混乱期の幻影にしがみつくリベラリストに、国民は飽き飽きしているのを理解していないのだろうか。

 我々は、片山・芦田・村山・鳩山・管・野田の左派又は中道左派内閣の失政を知っている。岡田氏が述べる「政権を奪取する党に生まれ変わる」ためには、鵺(ヌエ)のような左派系リベラリストとの決別が必要であると考えるが如何。