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もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

韓国の司法

2015年01月20日 | 社会・政治問題

 ナッツ姫と産経新聞元支局長の裁判が開始された。

 いずれも世論を忖度しての罪状で起訴されたものであり、韓国には先進国では自明の『司法の独立』が機能していないかの様相である。さらには、支局長の起訴と出国禁止命令については、世論のみならず大統領の思惑も働いているとの憶測もある。フェリー沈没事故では、船長を含む船員に対し最高刑の死刑を求刑し得る殺人罪での起訴となった。以上の3件については検察側の起訴段階であり、どんな司法判断が下されるのかは不透明であるが、今までの経緯から推測すると世論と大統領におもねる判決となると思われる。極論すれば韓国には自由がなく、大統領と世論が3権を掌握しており、共産党が3権を独占する中国と相通じるところがある。その意味では韓国は、中華思想に染められた李朝時代から進歩していないかの様である。

 翻って、日本では独立した司法が『世論から乖離した判決』を出す場合があり、それはそれで問題であると考えるが・・・。如何