孫との共存(闘争?)に疲れ果てた大型連休が「ようやく」終わり、ブログを再開します。
大げさに書けば、平成から令和の2代にかけてのイベントで人混みに疲れた毎日でした。が、行楽地で見かけた中高年の多くが、一様に疲れて大して楽しくもなさそうと見たのは、眇というべきでしょうか。それにしても、外国語が飛び交う行楽地の現状を見ると、もはや観光業を含む日本経済・社会は外国人との共存なくしては成り立たないことが実感できました。写真撮影のベストポジションを独占する中国人団体、割り込みするラテン系、ゴミを丁寧に分別して捨てる中国人、身障者に席を譲るイスラーム。旅の恥はかき捨てと自国の風習そのままに行動する外国人がいる一方で、日本の文化や風習を尊重・同化しようとする姿も多く見らたことから、日本の文化と伝統を守るためには滞在外国人が「自分たちだけの狭小なコミュニティー」に閉じこもらなくても生活できる社会を模索していくことが大事であろうと考させられるものでありました。現在EU諸国では移民排斥を標榜する極右政党・ポピュリズム勢力が急伸していますが、その主張は、開発途上国のそれに見られるような「低賃金の労働力が職場を奪う」というものではなくキリスト教社会の維持・破壊阻止であることを考えれば、文化伝統を守るために日本でも早晩そのような潮流が起こることは確実と思われます。
最後に1枚の写真を添付します。改元の5月1日の早朝、曇天の予報にも拘らず7時前後の15分間だけ霊峰富士が姿を現しました。ホテルの食堂の窓から大急ぎで撮った写真に当日の読売新聞の1面見出しを貼付しました。令和が穏やかであることを祈って掲載します。今後ともご愛読をお願いいたします。