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先日、スウェーデンの友人からもたったアイラ・カンクーネン(Aira Kankkunen)のエスペラントの詩集の中にこんな詩を見つけました。
unu el 'Mi tre s^atas someron' ウヌ エル ミ トゥレ シャータス ソメーロン
ホディアゥ ヴェキーヂィス
Hodiau^ vekig^is
ムーショィ
mus^oj
スンルーモ コンケーリス チーウン アングーロン
Sunlumo konkeris c^iun angulon
エン ミーアィ チャムブロィ
en miaj c^ambroj
マルカーシス ポルヴォィン スル ターブロィ
malkas^is polvojn sur tabloj
スル リブロブレートィ
sur librobretoj
スル プランコィ カィ
sur plankoj kaj
スル ポルドゥスrファツォィ
sur pordsurfacoj.
モルガゥ ミ デーヴォス コメンツィ
Morgau^ mi devos komenci
プリンテムパン プリガードン
printempan purigadon.
《意味》
‘私は夏がとても好きです’の中から一つ
きょう蝿が動き出した!
私の部屋部屋の隅々を日の光が照らし出し
テーブルの上の
本棚の上の
床の上の
そして扉の表面の
ホコリを浮かび上がらせた
あした私は春の掃除を
する事にしましょう。
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詩は言葉のはじまりとも言われます。幼児の断片的な言葉はとても詩的に聞えます。
何故か、日本のエスペランティストは詩を敬遠していませんか。実は私もそのひとりです。長いこと韻を踏まないものは詩ではないと思い込まされていたように思います。ですから易しい詩を紹介したいですね。
アイラはフィンランド人でスウェーデンで長いこと暮らし、今はエーテボリにいます。2003年のエーテボリでのエスペラント大会で会いました。聴覚障害児用の教科書を書き、今も北欧で使われているようです。
初心者の意見に従いルビを付けることにしました。