glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

慰めの言葉もなく

2005-04-27 08:46:39 | Weblog
 25日(月)に起こった福知山線の死者はついに90人に達した。亡くなった人の無念さ、家族の口惜しさを思う時、慰めの言葉は見当たらない。怪我をされた方は現在痛みに耐え、またどの程度回復できるか家族と共に不安の中にいる方もおられるでしょう。私たちにできることは亡くなった方の冥福を祈る事と怪我をされた方の早期の回復を祈るだけなのでしょうか。
             

 今日はハンガリ-人でエスペラント界では有名なカロチャイの1930年代のエスペラントの短詩を一つ紹介します。

  RESPONDO レスポンド

ミル ホーモィ ペルディス
Mil homoj perdis

カィ トゥローバス ヴィ モティーヴォン
Kaj trovas vi motivon

ポル ラ コンソーロ
Por la konsolo:

ヤ チーウ ペルディス シーアン
Ja c^iu perdis sian

ウヌ カィ ソーラン ヴィヴォン
Unu kaj solan vivon!

(意味)
   答え

 1000人が逝った
 そしておまえは
 どう慰めようかと考えている:
 ほんとにどの人も自分の
 たった一つの命を失ったのだ!
 
  

 いつも感覚的に読んでいる詩の意味を正確に伝えたいと思うと、ありふれた単語を幾度もPIVで見直したりしている自分が滑稽です!!
コメント (2)
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