glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

蕗と山椒

2005-04-30 08:54:00 | Weblog
 春は花粉が怖いのであまり庭に出ません。庭の入り口の所にいつの間にか背たけ30cmばかりに成長した山椒の木が生えていました。小さな緑の葉今が食べ頃と私に言っているようです。数年前、勝手に生えてきた3本の山椒の木の葉もかなり大きくなっています。
 佃煮にしようと急いで摘み取りました。
 ついでに家の裏に生えている柔らかな蕗をはさみで切り取りました。蕗は、29年前家を建てた時、一番下の子と散歩のときに取ってきて植えたものです。

 さて、エスペラントで蕗や山椒はどういうのでしょうか。蕗を茹でて、アク抜きをしながら和エス辞典で引くとありました。

 蕗ー petazito (petasilies japanicas)
 山椒ーzantoksilo (Znthoxylun piperiun)

 さて、エスエス辞典(PIV)を引いたら出ていません。これでは日本人でも普段の会話に使われたら分からないでしょうね。私はきっとこの単語を使わないでしょう。

 山椒も蕗も日本のほかは朝鮮半島の一部と中国の一部に生息するだけ出そうです。見た事も無い植物は誰も想像できません。それなら無理して学名をもじって命名しなくても良いと思うのです。学者でない私たちには山椒はjapana pipro、蕗はhukio、kiu estas mang^ebla sovag^a herbo(食べれる野草)で充分だと思います。

 夕べ水に戻しておいた花豆も煮たのですが、これはなんと名づけましょうか。おおきなインゲン -granda fazeoloとでもしましょうか。数十年前、小豆をエスペラントでなんと言うかと先輩に聞いた事があります。彼女が言うのには malgranda rug^a fazeoloでした。でも小豆はPIVにazukioとして載っていす。その実は greno de azukio、そして実から anno (餡)を作ると書いてあります。日本的な固有名詞はラテン名にこだわらず、分かりやすく導入したいですね。


 山椒入りの伽羅ぶきは美味しく煮上がりました。火入れと余熱を数回繰り返し柔らかくし、その後砂糖を入れて、また火入れと余熱を繰り返しで味を染み込ませた花豆も砂糖少な目ながら美味しくできました。
     

 ここに幸ありです!!

    
コメント (8)
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