ドイツからの便り

　ヨーロッパはまたコロナで大変らしいです。が、息子たちは秋休みを利用して1月に計画した旅行に行った模様です。来年の秋休みは日本に来る予定だったのですが、今は予定がたてられないとのことでした。まさに世界戦争前夜の気分です。家族が共に楽しめるチャンスは失われようとしています。楽しんできなさいとメールしました。

【実は昨日ギリシャのクレタに来ました。一週間の予定です。航空券は1月に購入したのですが、ギリシャはヨーロッパの中ではコロナの状況が比較的に軽度で、特にクレタ島はドイツよりも安全な位なので、まだドイツから問題なく渡航できる数少ない地域のひとつとなっています。キャンセルすると、全額自己負担ですし、変な話しですが、ドイツ国内の方が規制が厳しくなってきていることもありやってきました。空港はガラガラですし、飛行機もマスクをして搭乗しなくてはならないので、チョット不気味な旅でしたが、ベルリンよりも暖かく、今日はコロナを忘れられてリラックスできました。ビーチはマスクは不要ですし、移動はレンタカーなので楽です。】

空港の写真
下はビーチの写真です。ビーチは貸切状態です。
　

　1993年、息子がミュンヘンに住んでいたころ、エスペラント世界大会の後、2人でギリシャに行きました。ミュンヘンからアテネまでは1時間ほどの短い旅でした。オリンピアはちょっと遠かったので、ミケーネに行きました。鉄道駅が地方行きは違うので、駅を探してアテネの街をさまよったり、ミケーネ最寄り駅に着いたけれど、バスが見つからず、5～6キロの道をまるで学生に返ったような気分で二人で歩きました。船にに乗りたいと言う私の希望で、サントリーに島に行きました。サントリーニ島からデロス同盟で有名なデロス島にも日帰りで行きました。サントリーニ島のビーチはイタリア人でいっぱいでした。エーゲ海で泳ぎたいとアテネで水着を買ったのですが、気温38度なのに水温が低くて私は膝まで入っただけで泳げませんでした。子どもたちとそれぞれ楽しいことがあったなと思いだすのはやはり年齢のせいでしょうか。