glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

中国におけるデモ

2010-10-19 21:27:40 | 雑感
 中国におけるデモは初めは官制デモかと思っていました。今は反日を掲げながら民衆が不満を爆発させているように感じています。1919年に起きた五四運動を彷彿とさせます。五四運動は抗日を掲げながら、結果的に国民党政府を倒し革命を成功させる原動力になったと言われています。もし、今回のデモが暴徒化したら現政府を倒すことになるかもしれません。

 矢面に立たされる日系企業には気の毒ですが、中国当局が暴動化を抑えられないくらいデモが大きくなり暴徒化したら、反日では終わらなくなり中国政府が倒れるかもしれないのです。しかし、中国政府はこのデモを天安門事件のように力で弾圧したらどうなるのでしょう!尖閣諸島を自国領土と主張している事とぶれが生じるように思います。

 私がレーニンの理論を好きになれなかったのはプロレタリア独裁を掲げた事でした。どんな理由をつけても誰が頂点に立とうとも独裁は独裁です。永遠に保たれた独裁政権など今までありません。私は中国の民主化を願っています。

 中国国民が民主化に成功としたとしたら、北朝鮮にどんな影響を与えるのでしょうか。北朝鮮に波及することがあれば拉致された人々を救う事もできるだろうと思ってしまうのです。

 私は中国人が自分の考えや思いを表現し、中国の民主化を進めでほしいと願いながらこのデモ報道を見ています。
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