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生きること:過去と未来とエスペラントと

浴衣

2020-06-16 13:45:26 | 家族・友人・私
 昨年10月息子家族がドイツから来た時、孫のEが浴衣が欲しいと言いだしました。帰国の前日でしたし、秋に浴衣が帰るかどうかわかりませんでした。友人から頂いたものがあったのですが、疲れていて探すのが億劫で、今から探すの無理と諦めさせました。

 先日、スーパーの3階が店開きし、浴衣の宣伝が!一着、500円と言うのです。一応Eに好みの色を聞いて訪れました。浴衣500円に1500円の半幅の帯をつけるというのです。半幅の帯を結ぶことはできないでしょうからというと、1900円の兵児帯があるので、差額400円払ったら兵児帯に替えても良いとのこと。女性用浴衣一式990円で手に入れました。なにかとても申し訳なく感じました


 Mのために選んだ浴衣。店員が赤すぎると子どもっぽいので中学生には落ち着いた色をというので地色はえんじ色。
花の中には真っ赤な花もあります。帯は私が子ども頃ベニバナの黄染めの帯をしていたので、懐かしくて似た色を選びました。


 和服になじんでほしいので低価格のサービスをしているそうです。着物の丸洗いも1800円でやっていますということでした。着物は日本の文化です。ですが、もう普段着ではありません。着物文化を存続させるのは大変でしょう。家に帰って浴衣を見ると2980円にの値札が付いていました。織った人染めた人縫った人のことを考えると忍びないです。Eが浴衣を着るのは年に一回、日本語学校の夏祭りの時だけです。Hの浴衣もと思ったのですが、少年用浴衣はありませんでした。

 さて友人の浴衣ですが、若い頃に母親が縫ってくれたものだそうです。水も通していない、まっさらなものです。活用できないかとユ―チューブを探したら日本式のモンペを見つけました。内股にマチが入るけれどゆったりしているように見えました。ただ、その裁ち方だと無駄布が沢山出ます。工夫して腰にマチを入れて9分丈のものを2枚縫いました。彼女は私より小柄なので、夏の夜のパンツとしては丈は充分と確信します。金曜日と土曜日に考えては裁ち、考えては縫い、丸々二日かかりました。不器用な上にミシンの調子も悪いのですが、我慢しては穿きなさいなさいと今朝、友人に渡しました。

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