ゴエモンのつぶやき

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協定:災害時、自販機電光掲示板に聴覚障害者向け文字情報 県、コカ・コーラ /兵庫

2010年08月05日 00時36分51秒 | 障害者の自立
 ◇避難所など

 県は今月下旬から、地震や大雨など災害時に必要な情報を、清涼飲料水製造販売会社「コカ・コーラウエスト」(本社・福岡市)の自動販売機の電光掲示板を利用して発信する事業を始める。聴覚障害者向けに、避難所の情報などを文字情報として提供する。地方自治体が自動販売機の電光掲示板に聴覚障害者向け情報を発信する取り組みは、全国的にも珍しいという。

 対象となる自動販売機は、県内に60台設置されている。地震や大雨など災害が発生した場合、「手話通訳者はこの避難所にいます」「福祉避難所が設置されました」といった聴覚障害者に役立つ被災情報を、県聴覚障害者情報センターからインターネットを通じて配信。電光掲示板に表示されるようにする。

 ただし、障害者向けの情報を配信するには、自動販売機を設置している事業者の許可を得る必要がある。これまで調整が付いているのは、県立福祉のまちづくり研究所(神戸市西区)の1台のみ。県は今後、残り59台について各事業者と交渉を進める予定だ。

 県内の聴覚障害者は約1万7000人。障害者や高齢者など「災害弱者」への対策は、阪神大震災を経験した県にとっても重要な課題となっている。コカ・コーラウエストは県内に1万台以上の自動販売機を設置しており、同社は電光掲示板付きへと順次、更新を進めていく方針だ。

 県障害者支援課は「文字情報の提供は聴覚障害者のみならず、高齢者など『災害弱者』にとって有効な手段だ。少しでも情報発信できる台数を増やせるように取り組んでいきたい」と話している。

毎日新聞 2010年8月4日 地方版

耳の不自由な人に自販機で災害情報

2010年08月05日 00時35分51秒 | 障害者の自立

電光表示機能付きの自動販売機=神戸市中央区の県公館

 コカ・コーラウエスト(福岡市)と県は3日、自動販売機の電光表示板で、災害時の情報を耳が不自由な人に伝える協定を結んだ。津波や水害の発生や避難先を表示する。コカ・コーラグループと自治体が聴覚障害者向けの情報提供の協定を結ぶのは全国で初めてという。
 同社は県内の公園や官公庁、病院などに計60台の電光表示機能付き自動販売機を置いている。普段は電波で送信した天気予報やニュースの情報を表示している。
 災害発生時には、県聴覚障害者情報センターが以前から携帯電話のメールに送信している情報を、同社にも送信して自販機で表示する。今月下旬から順次運用を始める。設置場所に応じて災害の状況や避難先の案内などの内容を変えることも可能という。
 県障害者支援課は「サイレンや防災無線では聴覚障害者に伝わらないので、電光表示は有効。できるだけ電光表示が増えるよう、お願いしていきたい」と期待している。

朝日新聞

ワークステーションかめのこ:知的障害者が働く作業所、手作り雑貨を販売 /和歌山

2010年08月05日 00時33分09秒 | 障害者の自立
 ◇ぬくもり感じて

 知的障害者が働く小規模作業所「ワークステーションかめのこ」(和歌山市中之島)が、利用者の手作りの木製品を施設外で本格的に販売を始めた。先月31日には、プランターなど約100点を紹介する初のイベントを岩出市で開催。同施設は「買ってくれる人が増えれば、利用者のやる気につながる」と期待している。

 同作業所は01年に開所した。現在は20~30歳代の知的障害者11人が通い、廃材を再利用したプランターなどの雑貨を作っている。一部の商品を扱ってきた業者の提案で、今回のイベントを同市中黒の花店「フラワーボックス」の正面入り口で開催。今後も同様のイベントを開くなど販路の拡大を目指す。

 高瀬徹士施設長は「丁寧に作った作品を手に取り、ぬくもりを感じてもらえれば」と話す。

 プランターは600円程度から。写真立てなどもある。問い合わせは、NPO法人「かめのこ会」(073・424・5303)。

毎日新聞 2010年8月4日 地方版

岡田ジャパンに続け=南アで知的障害者W杯-サッカー

2010年08月05日 00時30分52秒 | 障害者の自立
 国際知的障害者スポーツ連盟(INAS-FID)主催の「第5回サッカー選手権」が21日から9月12日まで南アフリカ共和国で開催される。この大会は「もう一つのワールドカップ(W杯)」と呼ばれ、出場3度目の日本代表に水戸高等養護学校の卒業生3人が選ばれた。
 晴れの代表に選ばれたのは桜井嵩比都さん(20)、圷一二三さん(20)とバックアップ要員の秋山大さん(24)。3人は茨城県内の企業などに勤め、平日は終業後に個人練習、週末には選抜チームの合宿や母校での練習に励んでいる。
 桜井さんは1対1に強いDF。守備に重点を置き、カウンターで攻め込む代表チームには欠かせない存在だ。「ボールを奪ったらスペースに駆け上がっていきたい」と、攻撃面でも積極性を見せる。豊富な運動量でMFを担う圷さんは「スタミナを生かし、カウンターにつながるパスをする」と気合十分。出発直前合宿まで同行する秋山さんも、「欠員が出たときの準備をしっかりしていく」と前向きな姿勢だ。
 大会には16チームが参加し、日本は前回優勝のサウジアラビア、フランス、エジプトと同組。強豪がそろうが、3人は「(W杯に出場した)日本代表からいい刺激を受けた。ベスト4を目指して全力を出す」と口をそろえ、16強入りした岡田ジャパンに続けとばかりに意気込んでいる。

時事通信