ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

昨年の「お手柄」今は・・/県の事業仕分け

2010年08月29日 01時10分20秒 | 障害者の自立

 川勝平太知事の肝いりで始まった事業仕分けが、今年も9月4、5日に始まる。昨年の第1回仕分けについて、川勝知事は「成功した」と自画自賛するが、「不要」とされた事業が名前を変えて生き延びたケースもあり、劇的な成果はなかなか見えていない。(後藤遼太、馬場由美子)


 ◆「不要」でも延命


 昨年は101事業約532億円を対象に行われ、12事業が「不要」とされたほか、大半が改善を要するとされた。その結果、今年度の当初予算編成で県は約31億円を削減したとしている。
 「発行コストがかかる紙媒体の必要はない」を理由に、「不要」と仕分けられ、廃止された「県庁新聞」(約838万円)。予算ゼロとなった今年度からは、県職員専用のネットワークで配信中だ。
 「編集委員」の県職員が通常業務の傍ら編集にあたる。「パソコン画面で長文を読んでくれるか」と心配する声もあるが、新スタイルは軌道に乗っているという。
 しかし、「不要」に仕分けられた12事業のうち、実際に廃止されたのは県庁新聞だけ。茶業振興総合対策事業費助成(5800万円)など6事業は表向き廃止されたが、事業名を変えただけで新規事業として同規模の予算がついた。仕分け結果を事実上無視したことについて、県は「不要とされても、究極の行政目的が否定されたわけでない」と説明している。


 ◆「改善」の中身、様々


 仕分け結果で最も多かったのが「要改善」で、対象事業の半数を超える53事業、約327億円に上った。しかし、実際に取り組まれた「改善」の中身は様々だ。
 費用対効果が厳しく追及された県ソウル事務所運営事業費。通信費やおみやげ郵送費などを地道に切りつめ、予算額が4分の3以下になった。一方、医師確保対策は「重要な事業。むしろ拡充を」との声も上がり、かえって2億円以上増額された。
 目立つのが現状維持だ。生活排水改善対策推進事業費助成は「市町の申請に合わせて助成するだけでは県の主体性がない」として「要改善」と判断されたが、同額の2億1千万円が計上された。県生活排水課は「そもそも市町が助成したものと同額を県が助成するシステム。主体性を出しようがない」として、事業内容も全く変えていないという。私立学校の経常費助成など、多くの助成事業で同様の結果になった。


 ◆「数字・効率」のものさしに不満


 仕分け結果に、現場から「数字や効率だけで測らないで欲しい」と異論が出ているケースもある。
 NPOなどの活動拠点となってきた県西部地域交流プラザパレット(浜松市)。市中心部のショッピングセンター内に、障害者マルチメディア情報センターや喫茶スペース、自習室などがそろう。
 一等地とあって、年間家賃は約2800万円。「要改善」と仕分けられ、県は面積が3分の1以下の県浜松総合庁舎に移転する案を提示した。「近くに市のまちづくり推進センターがあり、役割分担が可能」という。
 これに対し、利用者は「様々な人が気軽に出入りできる」と反論。視覚障害者を支援するNPO法人「六星ウイズ半田」の斯波千秋施設長は「仕切りだらけで狭い官庁では、団体のネットワーキングという機能は保てない」と移転に反対する。
 利用者らは、現状維持を求める署名活動を始めており、29日には利用者連絡会が総意を採択する予定だ。




障害者医療の充実を

2010年08月29日 01時03分22秒 | 障害者の自立
障害者や障害がある子どもの親たちが、医療の充実を求めて、北見市内の病院に要望書を提出しました。

北見赤十字病院を訪ねたのは、オホーツク地域の障害者の親や家族で作る3つの団体で、病院に要望書を手渡しました。要望書では、上手に口を開けられなかったり、長時間座っていられない障害児や障害者のための歯科口腔外科の設置などを病院に求めました。
(オホーツク重症児を守る会・浦西孝浩会長)「できるだけ充実した環境を作っていただきたいと思います」
障害者の歯の治療については、道内ではオホーツク地域だけが整備されていません。北見市の障害者は、往復6時間ほどかけて、旭川や釧路の歯科医院に通っているのが現状です。北見赤十字病院は、再来年にも建て替えが始まる予定で、障害者の親たちは、新しい病院の設計の中で、要望を活かしてほしいと訴えました。
(北見赤十字病院・吉田茂夫医長)「できる限りのことは取り組んでいきたい。もちろん予算・土地の問題があるが」
(浦西会長)「前向きに考えるとおっしゃっていただたいたので本当にうれしく思う」
北見赤十字病院では、要望が実現可能かどうか、設備やスタッフの確保について検討していきたいとしています。

中国新聞 -

重度身体障害者6人の作品展/淡路

2010年08月29日 01時00分23秒 | 障害者の自立
 身体に重い障害がある島内在住者による作品展「アートスタジオ夢☆6人の作家展」が、淡路市多賀の県立淡路文化会館で開かれている=写真。29日まで。障害者の芸術・文化活動を支援するNPO法人「重度身体障害者生きがい支援の会 アートスタジオ夢」の主催。小学3年~60代の6人がアクリル絵画9点と書8点を展示している。
 洲本市立五色中学校に車いすで通う3年生の高見勇気さんの絵画「熱唱」は、マイクを握って歌う自分の姿を描いた。また、伸び伸びとした書体の「力走」は、もし走ることができたらという思いを込めて筆を走らせたという。洲本市の上原夕佳(かん・ばら・ゆ・か)さんの絵画「薫る花たち」はカラフルな絵の具を使い、力強いタッチで描かれている。

2010年08月28日


ひょうご東西南北:あす「無年金障害者110番」 弁護士らが対応 /兵庫

2010年08月29日 00時57分31秒 | 障害者の自立
 学生や主婦らの国民年金が任意加入だった時代を中心に未加入のまま障害を負い、障害年金を受給できない、無年金障害者を対象に複雑な受給条件などについて、弁護士や社会保険労務士が電話で相談に応じる「無年金障害者『年金』110番」が28日、開かれる。

 無年金障害者らでつくる尼崎市の「無年金障害者の会」が開く。

 障害年金は重い障害を20歳以下で負った場合、条件を満たせば20歳から支給されるが、20歳以上の場合、障害を負った初診日に国民年金などに未加入だと支給されない。加入が任意だった91年3月以前の学生や、86年3月以前の専業主婦の中などに無年金の障害者がおり、その数は約12万人に上るという。原静子代表は「相談の結果などから今後も支給条件の緩和を国に訴えたい」と話している。午前10時~午後3時。電話番号は06.6367.0171。

毎日新聞 2010年8月27日 地方版

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2010年08月29日 00時55分53秒 | 障害者の自立
 「北九州精神障害者家族会連合会」(末安良光会長)は27日、障害者や家族の支援拡充を求める緊急要望書を北九州市に提出した。精神障害者の緊急時医療体制の充実▽障害者手帳の色や形の統一▽医療費補助の拡大▽家族会への助成金の支援--などを求めている。

 末安会長は「精神障害者に対する社会の偏見もあり、本人や家族は大変な思いをしている」と話した。市障害福祉部の山田裕司担当課長は「手帳の統一は今後検討していきたい」と応えた。

〔北九州版〕毎日新聞 2010年8月28日