ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

Web119 とは

2010年08月18日 01時59分02秒 | 障害者の自立
 「Web119」とは、声によるコミュニケーションができない人でも、携帯電話を使って、緊急の事故や急病といった内容の119番通報をできるようにするシステムです。

 仕組みとしては、利用者が携帯電話のiモードやEZWebなどのインターネット接続機能、あるいはJavaアプリで専用サイトにアクセスし、チャットページを表示して、24時間体制で待機している窓口へ文字入力で通報する、というものです。

 緊急の119番通報で伝える話と同じ内容を文字で伝えられるほか、現在の携帯電話の特徴を活かしてGPSによる位置通報機能で、ユーザーの現在地を同時に通報することもできます。

 事前登録制で運営されており、ユーザーの氏名、住所などは、「Web119」の利用開始時に登録されており、消防本部側では通報を受けた時点で、画面上でユーザーの氏名や住所を確認でき、地図で位置情報も参照できることから、音声通話で場所を聞き出すよりも正確な情報を瞬時に把握することができるというメリットもあります。

 このシステムを採用している自治体では、基本的に自治体内のエリアに居住したり通勤/通学したりする聴覚障害者向けにサービスを提供しています。利用するには、市町村役場への登録が必要になります。ユーザー側では、iモードやEZwebなど、Web119対応の携帯電話を利用することになりますが、特殊な端末ではなく、一般的な携帯電話で利用できます。京都市のように観光で訪れる聴覚障害者でも利用が可能にしている場合もあります。京都市の場合は、京都市観光案内所等で利用申込用のメールアドレスを取得し、オンラインで申し込むことが可能で、その場合、申し込んでから3日間、「Web119」の通報機能を利用できます。

■ 携帯電話対応ならではのメリット
 これまでも多くの自治体で、聴覚障害者向けの緊急通報サービスが提供されていました。方式としてはFAXで受け付けたり、メールによる通報受付を設けているところもありますが、たとえばFAXの場合は主に自宅からの通報に限定されたり、メールでは受付から応答まで遅延が発生したりするといった課題があるとされています。

 一方、「Web119」では、携帯電話から利用できますので、どこでも通報できる、ということが大きな特徴の1つになっています。また、チャットで消防本部側がユーザーへ何らかの問いかけをすることもできますし、GPS対応の携帯電話であればより正確な位置情報を把握することもできます。ただし、その自治体が担当するエリアからの通報のみ受け付けることが多いようです。

 通報者は緊急通報開始時に「火災・救急・救助の別」「自宅・外出先の別」を入力します。消防本部側のサーバーでは通報を受け付けたことを表示して、携帯電話の固有情報をもとに氏名や住所などの情報と、通報者のおおよその位置を確認します。

 通報時に携帯電話からアクセスする際は、携帯電話の固有情報を用いてアクセスするためIDやパスワードの入力は必要なく、ボタンを押して通報を開始するだけで、消防本部がユーザーを認証することが可能になっています。

ケータイ Watch

災害時の高齢者ら支援マップ、完成半数のみ 県内市町村

2010年08月18日 01時56分19秒 | 障害者の自立
 高齢者や障害者らの災害時の避難支援に活用できる「要援護者支援マップ」を3月末時点で作成済みだったのは県内42市町村のうち20市町村(47.6%)で、岐阜市と羽島市、養老郡養老町、不破郡垂井町、同関ケ原町、大野郡白川村の6市町村(14.3%)は作成に着手していなかったことが16日、県調査で分かった。

 県は2009(平成21)年度から5年間の地域福祉支援計画で13年度末に全市町村で作成済みとする目標を掲げているが、半数に届いていない。県は「マップの基となる要援護者リスト作りの遅れが要因」と分析、作成済み自治体の事例を紹介するなどして市町村の取り組みを促す。

 県健康福祉政策課は「マップを作成、更新する過程で住民が要援護者の情報を共有でき支援の役割分担や平時の見守り強化にもつながる」と指摘、自治会単位での作成作業に民生委員や消防団員、福祉委員らも参加するよう求めている。

 マップについて残る16市町(38.1%)は作成中と回答。このうち恵那市、中津川市など8市町は11年3月までに作成予定。関市と揖斐郡池田町は12年3月、下呂市は15年3月を見込む。瑞穂市、山県市、安八郡輪之内町、多治見市、高山市は時期を未定とした。

 要援護者リストは3月末時点で岐阜市など29市町村が作成済み。マップ未着手の残り5市町村を含む13市町村は作成中で、時期は10市町村が11年3月、池田町が12年3月を予定。羽島市と輪之内町は未定としている。

 リストについて、国は市町村がもつ要介護者、障害者の区分、住民基本台帳の一人暮らし世帯、母子健康手帳発行の情報などと、民生委員らの見守り活動の名簿を合わせて仮名簿を作成し、掲載前には対象者の同意を得るのが望ましいとしている。

 【要援護者支援マップ】災害時に手助けを必要とする一人暮らしの高齢者、障害者らの居宅を明示した地図。作成は地域住民で情報を共有し、速やかな安否確認と避難支援につなげる狙い。個別に氏名や必要な手助け、緊急時の家族、支援者らの連絡先を明記した避難支援計画と対応させる。

岐阜新聞

賛否両論の声…障害者の娼婦代まで支払われているイギリスの社会福祉

2010年08月18日 01時51分26秒 | 障害者の自立
社会福祉が充実していることで知られるイギリスですが、経済低迷中とは言え、障害者やシングルマザーへの生活費や失業手当等だけではなく、さまざまな社会保障の費用が賄われています。

なんと地域によっては、障害者のために娼婦に支払う費用まで支払われていることがわかり、物議をかもしています。

さすがにイギリス全土でというわけではありませんが、地方によってはデートサイトの会員費用、運転の教習費用といったものまで出ているとのことです。

さらにリゾート地への休暇、ラップ・ダンス・クラブ、売春宿への訪問までが許可されていることがわかり、批判の声も上がっています。

許可される内容は自治体ごとに違うものの、法の範囲内で障害者のニーズを考慮した上での判断だとして、性的なサービスも容認されているようです。

実際に精神障害を持つ人が、チュニジアへの旅行、デートサイトの会員費、運転免許教習にかかる費用などが降りているのです。

障害者のための性的権利団体の見解では、ほとんどの市町村では性的な権利を得るための費用は許容されていないという見方をしており、ただし121の地方行政のうち97%は特にどうするかというポリシーは定めていないとのことです。

新聞社も各地方自治体に取材したようですが、多くのところでは過去にそういう事例があったか把握できていないようです。

ケース・バイ・ケースで支援したり、あるいは全く考えていない地域もあり、幅広い福祉のありかたに、各方面から意見が噴出しています。

障害者に必要な社会福祉、基本的な生活はどこまで含まれるのかというのは難しいところですが、さすがに娼婦のための費用となるとかなり一歩踏み込んだ福祉の仕方と言えるかもしれません。

らばQ

視力障害者の生活を守る会 市と交渉、36項目の要望書 和歌山

2010年08月18日 01時49分25秒 | 障害者の自立
 和歌山市に視覚障害者福祉の充実や要望を申し入れる「和歌山視力障害者の生活を守る会」の対市交渉が、市社会福祉施設ふれ愛センターで行われた。

 障害を持つ人と市の担当者が直接対面して福祉の問題点改善や充実を話し合うもので、年に1度行われている。

 交渉には「守る会」のメンバー15人、市からは障害福祉課、医療福祉課、交通安全対策課などの課長、班長ら約30人が出席した。「守る会」からは「市の福祉タクシー利用券を市外のタクシーでも使えるようにできないか」「市役所、支所など市の施設での代読、代筆サービスを徹底して」「白杖は折れやすいので、初めて申請するときは2本支給してほしい」など36項目の要望書が出された。

 市側は「財政的にすぐ対応できない要望もあるが、できることから改善に取り組んでいく」と回答した。

MSN産経ニュース

手話朗読劇を独演 長崎で被爆の聴覚障害者証言

2010年08月18日 01時47分14秒 | 障害者の自立
 一宮市北方町の劇団員で手話通訳士の杉野実奈さん(36)が、長崎で被爆した聴覚障害者を題材にした手話朗読劇「ドンが聞こえなかった人々より」を21、22日、名古屋市東区のスターアーツホールで再演する。昨年に韓国で演じて反響を呼んだ。「毎年続けることが私の使命だと実感した」と言い、国内では4年ぶりの公演を自費で準備している。

 舞台に立つのは杉野さんただ1人。65年前の夏、耳が聞こえない被爆者たちの「証言」を、手話を交えた無言の演技で伝える。

 「防空壕(ごう)の中は暑く、ハエや蚊が飛び回り、やけどをしたお母さんの体にはウジ虫がわいてきました」。事前に録音し、劇中で再生するせりふは劇の題と同名の写真集(文理閣出版)から連想した。

 この手話朗読劇を完成させたのは、戦後60年の2005年。聴覚障害者が多い老人福祉施設での勤務体験がきっかけだった。所属劇団のイベントで同年と06年の夏に一度ずつ演じた。

 昨年6月、評判を聞きつけた韓国の演劇関係者に招かれ、同国春川(チュンチョン)市での公演が実現。「言葉も手話も分からなかったけど、あなたが伝えたいことはよく分かりました」。ベトナム戦争に従軍したという観客の韓国人男性からかけられた言葉が励みになった。

 今春から、聴覚障害児が通う特別支援学校で補助教員も務めている。「障害があっても無邪気に遊ぶ子たちの未来が平和であってほしい」との思いを強め、朗読劇をライフワークとして毎年演じようと決意した。

 杉野さんは「聴覚障害のあるすべての戦争体験者を代弁させてもらう気持ちで演じたい」と話している。公演は21日が午後7時、22日が午後1時と5時の計3回。チケットは前売り2000円(当日2500円)。

 (問)劇団アルクシアター=電080(3638)0423

中日新聞