自閉症や学習障害(LD)など発達障害の子どもが学ぶ上での支援を考えるセミナーが1日、徳島市山城町のアスティとくしまであった。元堺市立小学校教諭で、現在は大阪市のNPO法人で発達相談や講習などしている米田和子さんが講演し、「それぞれの特性に応じた対応が大切」と語った。
発達障害児(者)と親とサポーターの会「あおぞら」が主催し、県内の教師や保護者ら50人余りが参加した。
米田さんは「学習支援とは安心感と自信を与えること」と述べた。ある女子生徒は中学の特別支援学級に入ったが、不登校が続いたため、保護者に「できたことをすべて口頭でほめて」と助言。すると積極的な言動が出始め、登校できたという。
発達障害者の就労の難しさも説明し、「障害者雇用は身体障害者がほとんどで発達障害はまだまだ」として、対人的なやりとりを学ぶ訓練が必要だと訴えた。
朝日新聞
発達障害児(者)と親とサポーターの会「あおぞら」が主催し、県内の教師や保護者ら50人余りが参加した。
米田さんは「学習支援とは安心感と自信を与えること」と述べた。ある女子生徒は中学の特別支援学級に入ったが、不登校が続いたため、保護者に「できたことをすべて口頭でほめて」と助言。すると積極的な言動が出始め、登校できたという。
発達障害者の就労の難しさも説明し、「障害者雇用は身体障害者がほとんどで発達障害はまだまだ」として、対人的なやりとりを学ぶ訓練が必要だと訴えた。
朝日新聞