ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「学習支援、自信与えて」 発達障害児の親らセミナー 徳島

2010年08月06日 00時53分17秒 | 障害者の自立
 自閉症や学習障害(LD)など発達障害の子どもが学ぶ上での支援を考えるセミナーが1日、徳島市山城町のアスティとくしまであった。元堺市立小学校教諭で、現在は大阪市のNPO法人で発達相談や講習などしている米田和子さんが講演し、「それぞれの特性に応じた対応が大切」と語った。

 発達障害児(者)と親とサポーターの会「あおぞら」が主催し、県内の教師や保護者ら50人余りが参加した。

 米田さんは「学習支援とは安心感と自信を与えること」と述べた。ある女子生徒は中学の特別支援学級に入ったが、不登校が続いたため、保護者に「できたことをすべて口頭でほめて」と助言。すると積極的な言動が出始め、登校できたという。

 発達障害者の就労の難しさも説明し、「障害者雇用は身体障害者がほとんどで発達障害はまだまだ」として、対人的なやりとりを学ぶ訓練が必要だと訴えた。

朝日新聞

福祉連携担当者新設、たらい回し防止へ 西宮市 

2010年08月06日 00時50分52秒 | 障害者の自立
 福祉関連窓口での来庁者の「たらい回し」を防ぐため、西宮市は関係部門の全業務に精通した「福祉連携担当者」を配置する方針を明らかにした。複数の部署にまたがる相談内容でも、原則として、この担当者が一手に引き受ける。市は「市民の負担をより軽減できる」としている。(広畑千春)


 福祉行政をめぐっては、制度が複雑で改正も多いことに加え、担当課が「高齢者」「障害者」などと細分化されている。このため、例えば、相談者自身に障害があり高齢の親を介護している人らが、相談ごとの解決や必要な行政サービスを受けるために、役所内を歩き回らなければならないケースも多かった。

 福祉連携担当者はこうした煩雑さを解消するため、高齢福祉グループ▽障害福祉課▽厚生課▽保健所健康増進グループに、1人ずつ配置。各部署の業務全般を把握し、それぞれの窓口で福祉全般の相談に応じる。

 相談内容が別の部署の所管だった場合は、その課の連携担当者が相談者のところに書類を持って行き、必要な申請や手続きなどをする。相談内容は記録し、相談者の同意を得て各課で共有するという。

 西宮市外では、埼玉県行田市や滋賀県野洲市が「福祉総合相談窓口」を設置しており、同市でも同様に窓口の一本化を求める声が上がっていた。しかし、新しく窓口を設置する場所や人的余裕がなく、相談後も各課を回らなければならないことを考慮し、福祉連携担当者を配置することにしたという。

 本年度中に研修を実施し、試験を経て本格導入するといい、市健康福祉局は「どの福祉窓口でも安心して相談を受けられ、すき間のない支援ができる」としている。

(2010/08/05 10:17)

神戸新聞

車いす乗り買い物体験 支え合う大切さ学ぶ

2010年08月06日 00時49分24秒 | 障害者の自立
 静岡市社会福祉協議会駿河区地域福祉推進センターと市南部生涯学習センターは4日、障害者との交流を通して福祉への理解を深める「夏休み小・中学生わくわく福祉体験」を、同市駿河区南八幡町の同学習センターで開いた。
 障害者を支援するNPO法人の関係者などを講師に招き、視覚障害者に付き添って歩くガイド体験や車いすの乗車体験を行った。小学4年生から中学2年生までの児童・生徒30人が参加した。
 車いすに乗ってショッピングセンターに買い物に出かけた子どもたちは、段差で声を掛け合ったり、高い位置にある商品を友人に取ってもらったりして、障害者への思いやりや周りの人と支え合う大切さを学んだ。
 講師を務めた、社会福祉法人ピロス(同区宮本町)職員の青野全宏さん(54)は車いすの使用者。障害者にとって、周辺の協力がどれだけ重要かを、体験乗車した子どもたちに説いた。
 参加した同市立南中2年の加藤陽菜さん(13)は「いつもと違う目線で見ることで新しい発見があった。困っている人がいたら進んで声を掛けたい」と話した。

静岡新聞

車いす乗る人の気持ちを考え“声掛け” 静岡で児童らが障害者の生活を体験

2010年08月06日 00時47分37秒 | 障害者の自立
 子どもたちと身体障害者が交流する「夏休みわくわく福祉体験」が4日、静岡市駿河区の南部生涯学習センターであった。6日も開かれる。

 障害者の生活について理解を深めてもらおうと、市社会福祉協議会駿河区地域福祉推進センターなどが企画。視覚障害者との交流と車いす体験の2種類があり、同区内の小中学生約30人が参加した。

 車いす体験では、同区の就労支援施設「ピロス」の青野全宏(まさひろ)理事が「車いすに乗っていることはつらいことじゃない。乗っていてもみんなと同じことができると知ってほしい」と語り、車いすの基本的な使い方を教えた。

 子どもたちは車いすに乗って、屋外に繰り出し、スロープの上り下りや歩道の段差などを体験した。

 青野理事は「車いすに乗る人と押す人は信頼関係が大切。どんどん話し掛けて」とアドバイス。子どもたちは互いに「これから前に進みますよ」「今日は暑いですね」などと声をかけながら、車いすを動かしていた。 

中日新聞

ろう教育を考える全国集会:あすから福井で /福井

2010年08月06日 00時45分42秒 | 障害者の自立
 聴覚障害のある子どもの教育について考える「第22回ろう教育を考える全国討論集会inふくい」が6~8日、福井市田原1のフェニックス・プラザなどで開かれる。ろう教育にかかわる教師や生徒、保護者、手話通訳者ら約380人が参加する。

 6日は関係者による総会など。7日は午前10時10分から「人工内耳とろう教育」と題したパネルディスカッションがあり、聴神経を電気的に刺激して聴覚を補助する「人工内耳」をテーマに、医療・教育・福祉の各分野が連携する重要性を語り合う。同日午後と8日には4分科会と3コースがあり、教育に新聞を活用するNIE教育の実践例を紹介するコースもある。

 一般参加6000円。問い合わせは6日までに県聴力障害者福祉協会(0776・22・2538)。

毎日新聞 2010年8月5日 地方版