ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

路面電車に女性アテンダント…乗降補助や案内

2010年08月20日 00時50分46秒 | 障害者の自立
 富山市を走る路面電車「ポートラム」で19日、高齢者や障害者の乗降を助けたり、観光案内をしたりする全国でも珍しい女性アテンダントが乗務を始めた。

 運行する富山ライトレールが国の緊急雇用創出事業を利用し、24~31歳の女性4人を採用。乗務のほかに、ポートラムや市の観光PRイベントなどにも登場する。

 ユニホームは、シルバーのジャケットに黒のキュロットスカート。大泉民枝さん(27)は「笑顔で心地よいサービスを提供したい」と張り切っていた。

(2010年8月19日13時36分 読売新聞)

貧困ビジネス、「いきよう会」元理事恐喝容疑で再逮捕

2010年08月20日 00時49分05秒 | 障害者の自立
 NPO法人「いきよう会」(解散)による大阪市の生活保護費詐取事件で、大阪府警捜査4課は18日、受給者から保護費などを脅し取ったとする恐喝容疑で、同会元理事・由井覚被告(51)(起訴)を再逮捕、新たに葬儀会社元役員・倉橋一容疑者(46)を逮捕した。由井被告は「今は何も話したくない」と供述。倉橋容疑者は「一緒に不正な貧困ビジネスをした」と認めている。

 発表では、由井被告は2005年12月、生活保護申請の方法を指南した知的障害者の女性(43)に80万円の借用書を書かせ、「借金返さへんかったら生活保護を打ち切るぞ」と脅迫。08年12月までの17回、2か月に1回支給の障害基礎年金計約290万円を脅し取った疑い。

 また、昨年11月には倉橋容疑者と共謀し、夫が死亡した受給者の女性(42)を「お父ちゃんを無縁仏にしたいんか」などと脅し、供養料などの名目で「月約2万円を支払う」との覚書を書かせ、同12月~今年6月、保護費を計約15万円受け取った疑い。

(2010年8月19日 読売新聞)

障害者の地域生活支援のあり方考える 西南大 22日にフォーラム

2010年08月20日 00時48分04秒 | 障害者の自立
 障害者の地域での暮らしや仕事をいかに支えていくかを考えるシンポジウム「障がい者地域生活支援ネットフォーラム2010in福岡-地域での暮らしを支えるために」が22日午後1時-5時、西南学院大学(福岡市早良区西新)で開かれる。障害者が働く小規模作業所やグループホームの全国組織「きょうされん」の福岡支部が主催する。

 さいたま市で支援活動を実践している同市中央区障害者生活支援センター来夢の大須田潤子施設長が、「地域での暮らしを支えるために」と題して、同市での地域支援ネットワークづくりについて講演。その後、福岡市の施設、行政関係者などが「これからの地域生活支援のあり方を考える」のテーマでパネル討論をする。当日参加自由。参加費千円(資料代含む)。問い合わせは葦(あし)の家=092(873)7481。

=2010/08/19付 西日本新聞朝刊=

障害、高齢の出所者手助け

2010年08月20日 00時46分11秒 | 障害者の自立
県地域生活定着支援センター長平沢康陽(こうよう)さん62(鳥取市)

 刑務所を出た後の自立が難しい障害者や高齢者を支援する「県地域生活定着支援センター」が7月、鳥取市の社会福祉法人「県厚生事業団」内に開設されて1か月。受刑者の相談や関係機関への周知に奔走する平沢さんに、現状や課題を聞いた。

 ――出所者支援にようやく光が当たり始めました

 生活苦や孤立感から、窃盗や無銭飲食などの犯罪を繰り返す障害者や高齢者が少なくありません。甘えが許される訳ではありませんが、自立の困難な人が、社会の中で追いつめられてしまっている側面もあり、地域で受け皿を確保し、「生きづらさ」を解消していく努力が求められています。

 ――センターの役割は

 刑務所や保護観察所などと連携しながら、支援が必要な人に対し、出所する半年前から「どこに住みたいか」「見守ってくれる人はいるか」「どんな仕事をしたいか」などを聞き取ります。状況に応じ、受け入れ先となる福祉施設などを探すほか、生活保護など必要な福祉サービスを受けられるように準備します。

 ――1か月の手応えは

 現在は、出所予定の数人と面談を重ねている段階ですが、他の受刑者の家族から「鳥取にセンターができたと聞いた」との相談も寄せられ、潜在的なニーズの大きさを実感させられました。各市役所や福祉施設を訪ね、事業内容のPRも進めています。円滑な社会復帰のためには、自治体の理解と協力が欠かせません。

 ――今後の課題は

 県内でも定員に余裕のない福祉施設が多く、受け入れ先が確保できるかが最大のポイント。とくに障害が軽い、あるいはまだ初老だが、いきなりの自活は難しいといった人たちの受け皿が不足する可能性は高く、こうした人向けのグループホームなどの整備を訴えていかねばと考えています。

 鳥取刑務所を出た人が他県で再出発を希望、あるいは逆の場合にも支援していくため、他県のセンターとの連携も急務です。

 ――市民の理解も必要ですね

 障害の有無や年齢にかかわらず、すべての人が地域で普通に暮らしていけるように――。自立困難な出所者支援は、この福祉の基本的な理念「ノーマライゼーション」の実現を目指す取り組みそのもので、住民の理解が欠かせません。

 最近、ある公民館から「人権研修の一環に、センターのことを話してもらえないか」と講演依頼があり、心強く思いました。簡単な仕事ではありませんが、保護司を含む職員5人がそれぞれの経験を生かし、一歩ずつ進めていくつもりです。(聞き手・桑田睦子)

◆トークメモ◆

 鳥取市出身。大学卒業後、県厚生事業団に就職し、福祉施設などで勤務。現在は事業団常務理事も務める。9月に鳥取市で開かれる車いすマラソンなど障害者スポーツ大会の運営にも長年携わってきた。「前向きに頑張る姿に、こちらが教わることの方が多い」。問い合わせは、平日午前8時30分~午後5時45分にセンター(0857・59・6081)。

(2010年8月19日 読売新聞)

イベント:大日本プロレスと交流、リサイクル店「にじ屋」 21日に教室など /埼玉

2010年08月20日 00時42分26秒 | 障害者の自立
 ◇キミもリングに上がってみないか

 障害者らが経営するリサイクル店「にじ屋」(さいたま市桜区道場2)で21日、大日本プロレス(横浜市)の選手を招き、1日プロレス教室やスペシャルマッチが開催される。題して「筋肉火祭り3~キミもリングに上がってみないか?」。にじ屋のメンバーとの交流がきっかけで実現するもので、当日は、客も無料でプロレスラーに技をかけられたり、迫力満点の試合を観戦できる。

 にじ屋は「どんなに障害が重くても地域で暮らしたい!」を合言葉に、障害者が主体となって働く店。地域の人から食器やリネン類、おもちゃなど多彩な物品の提供を受け販売している。陳列方法やイベントをみんなで相談しながら運営している。金・土・日曜の午前10時~午後6時だけの営業ながら週約500人の客が訪れる。

 大日本プロレスとの交流は、プロレス好きのメンバーが、介助者募集のチラシを試合会場で配りたいと頼んだことがきっかけ。逆に大日本プロレス側から「一緒にイベントをした方が効果がある」と提案され、07年に新都心で開催したイベント「虹魂3」に初めて出演してもらった。08年からは、選手らが「今度は店に遊びに行く」と申し出て、ボランティアでプロレス教室などを実施してきた。

 今年は駐車場に縦横6メートルの本物のリングを設置し、「黒天使」沼澤邪鬼選手、星野勘九郎選手ら10人がプロレス式トレーニングを教えたり、スペシャルマッチに臨む。にじ屋で働く千田幸さん(25)も「観戦に行くうちに気づいたらファンになっていた。私もちょっとなら技をかけられてみたいかも」と楽しみにしている。

 午後3~5時。観戦&参戦は無料。飲食物の販売も実施。21日はリング設置のため駐車不可。販売できる物品の提供も常時大募集している。問い合わせはにじ屋電話048・855・8438。

毎日新聞 2010年8月19日 地方版