ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者のリハビリ合宿 トレーナー・保護者とともに奮闘

2010年08月22日 01時14分35秒 | 障害者の自立
 障害のある人を対象にした「第36回佐賀心理リハビリテイションキャンプ」(佐賀新聞社後援)が、唐津市鎮西町の波戸岬少年自然の家で開かれている。障害者17人と保護者、トレーナーを目指す大学生ら約35人が一緒に訓練に励んでいる。


 脳性まひなどで障害のある人の機能回復を目指すとともに、トレーナー養成につなげる狙い。17~22日の5泊6日の日程で、集団生活をしながら、生活指導や日常の支援の在り方なども訓練している。



 キャンプでは、障害者一人一人に課題を設定。西九州大学などの専門家が学生らにアドバイスしながら1日3時間、歩行や立ち方、座り方などを繰り返している。



 障害者の保護者でつくる佐賀県若楠ふたばの会と佐賀県肢体不自由児協会が主催。保護者の副島美奈子さん(47)は「集団生活で子どもたちに連帯意識が生まれ、将来の社会参加の励みになれば」と話す。

佐賀新聞

職場実習で手応え 障害者の就労事業

2010年08月22日 01時12分30秒 | 障害者の自立
 福祉作業所や福祉施設などの利用者や在宅で就労を目指す障害者が、就労への知識や能力を伸ばして適職を見つけられるよう、一般企業などで職場実習をしている。実習の参加者は「就職したい」と意欲を高め、関係者は「企業に職場実習を広く取り入れてもらえたら」と話している。

 職場実習は2005年度から始まった和歌山県の障害者就労インターンシップ事業。実習先で障害への理解を深めてもらう狙いもある。事業を利用する障害者と企業には、県から奨励金を支給している。

 田辺市上の山の紀南障害者就業・生活支援センターによると田辺西牟婁地方では、09年度は知的障害や精神障害のある13人が事業を利用した。うち、7人が一般企業で就職した。10年度は15人(8月20日現在)が利用する予定になっている。同センターは「職域を広げられるよう、積極的に企業に事業を利用してもらえたら」と話す。

 上富田町岩田の障害者支援施設「南紀あけぼの園」では本年度、3人がインターンシップ事業を利用する予定。異物の発見やシール張り、順番に並べる作業など、それぞれの特性を生かして就労に結びつけたいという。

 7月には同園に通所している木下直人さん(19)が、園が給食を委託している企業で16日間実習した。テーブルをふいたり、企業の職員と2人で1日約250人分の皿を洗ったりした。

 木下さんは今年3月に支援学校を卒業し、いまは上富田町内のケアホームで暮らしている。「実習は汗をかきながらお皿を洗って疲れたけど、お皿洗いが得意。お皿を洗う仕事がしたい」と話している。

 南紀あけぼの園は「働くだけでなく、ケアホームといった生活の保障や余暇なども含めて考えることが大事。できたという体験を通じて自信につなげてほしい」と話す。職員が利用者の適性を見いだすことが大切で、職員のスキルアップも大事という。

 田辺市芳養町の福祉作業所「たなかの杜」では本年度、一般就労を目指している5人がそれぞれ1カ月間(16日程度)職場実習をする予定。ホームヘルパー2級の資格を生かせる場所で実習するメンバーもいる。事業を利用することで苦手なことや課題も見え、本人の就労意欲も高まるという。仕事に伴う言葉遣いやあいさつを身に付ける狙いもある。

紀伊民報

スイスの知的障害者ら挿絵 「天使のお話」岡谷で原画展

2010年08月22日 01時11分17秒 | 障害者の自立
 岡谷市長地権現町の小さな絵本美術館は、スイスの知的障害者らが挿絵を描いた絵本「天使のお話」の原画を展示している。マリーという女性が子どもの時にクリスマスの劇で翼を付けた天使役を演じたのをきっかけに、60歳で亡くなるまで多くの人から本当の天使のように愛されるという実話に基づく物語を紹介している。


 挿絵はスイスの知的障害者施設の工房で働く男女6人が描いた。背景と登場人物を別々の紙で作って張り付け、色彩豊かに表現している。原画や絵はがきなど計34点を展示。挿絵を作る様子の写真も並ぶ。9月20日まで。翌日から同館前の道路の拡張工事が始まるため、しばらく休館する。


 原村原山の八ケ岳館では、両館を主宰する絵本作家さとうわきこさんの新作「うみのおまつりどどんとせ」をはじめ、ばばばあちゃんシリーズの原画など約70点を展示している。9月12日まで。


 ともに休館日は9月1、7、8日(岡谷の本館は14日も)。入館料は大人700円、中高生400円(本館は300円)、小学生300円(同200円)。



(提供:信濃毎日新聞)

これぞエロティック・バリアフリー!障害者もピンク映画を楽しむ!朝10時から女性客も

2010年08月22日 01時07分47秒 | 障害者の自立
 [シネマトゥデイ映画ニュース] 21日、“エロバリ”シリーズ第1弾となる映画『ナース夏子の熱い夏』の初日舞台あいさつがポレポレ東中野にて行われ、日本映画界の巨匠東ヨーイチ監督をはじめ、シリーズ2作でそれぞれ主演を務めた女優の愛奏、亜紗美が登壇。過激なセックス描写のあるピンク映画にもかかわらず、朝10:00からの回は幅広い客層で盛り上がりっていた。

 エロティック・バリアフリーこと“エロバリ”は、“障害のある人たちが、エロティックな映画を映画館で楽しめ、体感できる環境を作る”というコンセプトの下に行われた上映イベント。女性の副音声と日本語字幕が付き、バリアフリー対応の映画館ポレポレ東中野で上映が行われる。さらに客席には女性専用シートも用意されるなど、心の壁や偏見も取り払い誰でも見やすいようにという試みもある。

 そんな“エロバリ”がついに公開! とあり、初日には女性も含め幅広い客層が詰めかけ、鑑賞直後の場内はムンムンした熱気に包まれていた。この光景に手ごたえを感じた東監督は、「(障害者と健常者が)一緒の場所でひとつの映画を楽しんでいただけるのは、初めての試みでまだうまくいくか分からないけど、うまくいったら同じ映画を共有できると期待してます」とエロバリの第2弾へ向けてさらなる意気込みを語った。また、主演の愛奏がマイクを持つと、拍手が沸き起こるとともにファンから花束も贈呈されてにっこり。舞台あいさつ終了後はロビーでファンとの交流も楽しんでいた。

 劇場スタッフに話を聞くと、“エロバリ”はバリアフリー層の方々が見やすいように上映時間をモーニングショーにしたそうだ。初日では本来シニア層が多い他のモーニングショー上映作品に比べ若い観客が多く、障害者手帳を持って来たお客様もみられたという。なお、“エロバリ”シリーズ第2弾は11月下旬の公開が決定している。

 本作は、サラリーマンが妻の入院先で出会ったナースと禁断の関係に落ちる姿を描いた官能ドラマ。監督は映画『もう頬づえはつかない』などで知られる日本映画界の巨匠東ヨーイチ(東陽一)。主演は、薫桜子としてピンク映画大賞女優賞を受賞し、現在はラサール石井命名の名前で活躍する愛奏。熱い誘惑に揺れる繊細な女心の行方が見どころだ。

映画『ナース夏子の熱い夏』はポレポレ東中野にてモーニングショー公開中

官能映画をバリアフリーで! 障害者も楽しめるエロバリ第1弾に愛奏と亜紗美が登壇

2010年08月22日 01時00分17秒 | 障害者の自立
ムビコレNEWS] 視覚障害者、聴覚障害者やシニア層など幅広い人々にエロティックな映画を映画館で楽しんでもらうために企画された「エロバリ(エロティック・バリアフリー・ムービー)」シリーズ。女性による副音声と日本語字幕がついたバリアフリー仕様が特徴のこのシリーズの第1弾が、8月21日より公開。ポレポレ東中野で行われた初日舞台挨拶に、『ナース夏子の熱い夏』主演の愛奏(あい・かなで)と、『私の調教日記』の亜紗美(あさみ)、そして両作品の監督をつとめた東陽一が登壇した。

会場には女優たちのファンのほか、身体障害を持った女性や老夫婦なども訪れ、エロバリ体験を堪能していた。

第20回ピンク映画大賞で女優賞を受賞し、その後ピンク映画を卒業した薫桜子(かおる・さくらこ)改め愛奏は、官能的な魅力を放つナースを熱演。舞台挨拶では、「今回、バリアフリー映画ということで、エロティックな副音声と日本語字幕が付いています。少し健常者の方には、情報量が多いので、見ていて忙しくなってしまうのではと思ったのですが、自分が初めて見たとき、そこまで(うるさく)感じなかったです」とエロバリシリーズの感想を述べた。

一方、1週間の調教の末に新たな官能に目覚める女性を熱演した亜紗美は、「去年の夏に撮影をしたので、共演者の男性とのカラミのシーンで、相手に『汗臭くてゴメンね!』と謝っていました」と裏話を披露するも、「ただ、そんなことを微塵にも感じさせない、美しい仕上がりになっています」とアピールしていた。

また東監督は、「初めての試みなのですが、上手く行けは今後もこのようなバリアフリー映画が増えるのではないか」とエロバリシリーズへの期待を語っていた。

『ナース夏子の熱い夏』と『私の調教日記』は9月10日までポレポレ東中野にてモーニングショー公開されるほか、全国順次公開される。また、11月下旬には同じくポレポレ東中野でエロバリシリーズ第2弾が公開される予定だ。