障害がある子どもが楽しめるよう工夫された世界各国の絵本を紹介する「世界のバリアフリー絵本展」が9月12日まで、台東区上野公園の国立国会図書館国際子ども図書館で開かれている。 (中山高志)
国際児童図書評議会(IBBY)障害児図書資料センターが、優秀作品として選んだ二十一カ国の五十点を展示。会場では、来場者が全作品を直接手に取ることができる。
ペルーの絵本は、刺しゅうにより絵が立体的に表現されており、触覚で絵を感じ取ることができる。日本の作品も、点字を使うだけでなく、イラストも触れて分かるように凹凸で表現している。
イタリアからは「手話の絵本」が出品されており、聴覚障害がある子ども向けに、文字とともに手話の絵を併記し、読解を助けるようにしている。同図書館司書の田中千穂子さんは「障害がある方々にぜひ来ていただき、読書の喜びを分かっていただければ」と話している。入場無料。月曜日休館。問い合わせは同館=電03(3827)2053=へ。
東京新聞
国際児童図書評議会(IBBY)障害児図書資料センターが、優秀作品として選んだ二十一カ国の五十点を展示。会場では、来場者が全作品を直接手に取ることができる。
ペルーの絵本は、刺しゅうにより絵が立体的に表現されており、触覚で絵を感じ取ることができる。日本の作品も、点字を使うだけでなく、イラストも触れて分かるように凹凸で表現している。
イタリアからは「手話の絵本」が出品されており、聴覚障害がある子ども向けに、文字とともに手話の絵を併記し、読解を助けるようにしている。同図書館司書の田中千穂子さんは「障害がある方々にぜひ来ていただき、読書の喜びを分かっていただければ」と話している。入場無料。月曜日休館。問い合わせは同館=電03(3827)2053=へ。
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