ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

ファッションショー:洋服もバリアフリー

2015年11月01日 03時30分38秒 | 障害者の自立

大妻女子大生がデザイン、障害者らモデル 上尾・リハビリセンター /埼玉

 身体障害を抱える人たちがリハビリに取り組む「県総合リハビリテーションセンター」(上尾市西貝塚)で31日、義肢や車いすの利用者がモデルを務めるファッションショーが開かれる。モデルが身につけるのは大学で服飾を専攻する学生がデザインしたファッションで、障害の有無にかかわらず、誰もが心地よく着られる服を提案する。

 ショーは2013年秋に始まり、今年で3回目。同センターで義肢装具士として働く小川雄司さんが「日本義肢装具学会」で身体障害者らのショーを見て感動して発案した。「モデルや家族、会場にいる人すべてが笑顔で、心の中で号泣した」。服飾関係の大学・専門学校の関係者に接触し、大妻女子大被服学科の大網美代子・専任講師にめぐり合った。

 大網さんは「元々、年齢や体形、身体能力などを問わず、誰でも使いやすい製品や環境づくりを目指す“ユニバーサルファッション”に興味があった」といい、ショーに協力するため、授業の一環で衣装をデザインすることを了承した。半年ほどかけ、学生と一緒に「指先が不自由でもスナップボタンで留めて着られるブラウス」や「車いすに座ったままで着られるドレス」を作りあげた。

 今年は11〜40歳の女性5人がモデルとして参加。「脇がオープンファスナーで、腕が上がらなくても着やすいブラウス」や「襟ぐりがゴムで、頭からかぶることができるワンピース」を着こなす予定だ。

 小川さんは「過去2回の開催でも最初は『人前に出たくない』と消極的だったモデルが、ショーで最高の笑顔を見せ、前向きになる姿を見てきた。今年も会場の皆が楽しめるショーになるはず」と話す。大網さんは「障害があっても着られる服は、障害がない人にも着やすい。誰もが心地よく着られる服が広く市場に出回り、一般的になるのが理想」と期待を込める。

 ショーは31日午後2時から、同センターで「センターまつり」の一環として開かれる。入場無料で、事前申し込みは不要。

問い合わせは同センター(電話048・781・2222)。

毎日新聞 2015年10月30日 地方版


「環境」考え行動を 末吉さんが呼び掛け

2015年11月01日 03時22分59秒 | 障害者の自立

 「21世紀型の新しい消費のあり方を考えるシンポジウム」(鳥取県、新日本海新聞社主催)が30日、鳥取市民会館で開かれた。フリーアナウンサーでエシカル協会代表の末吉里花さんが、環境や社会に配慮した消費活動「倫理的(エシカル)消費」について講演。生産国の実態など、商品の背景にある課題に配慮して選ぶことが重要だと訴えた。

 社会的価値を考えた消費活動は「倫理的消費」と呼ばれ、国が研究会を設置するなど注目が高まっている。日常的な消費活動を地元の産業振興や障害者事業所で働く利用者の工賃アップ、環境対策などにつなげることなどが論理的消費の大きな目的とされる。

 テレビ番組「世界ふしぎ発見」の元ミステリーハンターとして、世界を旅した経験もある末吉さん。消費国で商品が安く売られる背景には、生産国での環境汚染や児童労働、貧困などがあると指摘し、「消費者の行動次第で企業や社会を動かすことができる」と強調。環境に配慮した認証ラベルのある商品や地元産品を選ぶなど「責任ある消費活動」を呼び掛けた。

 また、東京都市大の枝広淳子教授と県内でエシカル消費を実践している関係者らが、取り組みについて意見を交えた。

環境や社会、未来へ与える影響を考えた消費活動を呼び掛ける末吉さん=30日

2015年10月31日     日本海新聞



最近の邦題の付け方に意見「ふんわり感ハンパない」

2015年11月01日 03時13分41秒 | 障害者の自立

 リリー・フランキーが29日、都内で行われたインド映画『マルガリータで乾杯を!』のトークイベントに女優の安藤玉恵、NPO法人ノアール理事長のくましのよしひこ氏と出席。本作について、「今年見た映画の中でベスト5に入りますよ」と絶賛する一方、昨今の邦題の付け方については、「ふんわり感ハンパない」とちょっぴり辛口な持論で会場を盛り上げた。

 障害のあるヒロインが悩んだり傷ついたりしながらも、大学進学や恋、親離れなどに前向きに挑戦していく姿を生き生きと映し出す本作。障害のある人の「性」にも真っ向から向き合った作品で、リリーは「インドって世界で一番映画を作っている国。でも、こういう映画も作るとは意外ですね。踊っている映画が多い印象もありますが。本当にいい映画です」と絶賛した。

 原題は「Margarita, With A Straw」だが、イベントではこの原題も話題となった。自身も脳性まひによる手足のまひを抱えるくましの氏は、「原題はとんちが利いているんです。障害があると、ストローがなければビールも何も飲めない。そういうことなんです」と解説した。

 一方のリリーは、最近の洋画邦題を例に挙げながら本作の邦題についても「ふんわり感ハンパない」と持論を展開。「『マルガリータで乾杯を!』と聞くと、ヒュー・グラントあたりが出てくるコメディみたいですよね。最近、そういう付け方が流行っているんだろうね」と分析するが、 本作を相当気に入った様子で、舞台あいさつの終了時間がきても「まだいいところを言いきれていない」と時間を延長し、「障害者の当たり前の性衝動をきちんと作品にしてくれて、こういう甘酸っぱい映画にしてくれるのは、くましの君のやっているような活動にもいい影響を与える」と本作の重要性を訴えた。

映画『マルガリータで乾杯を!』は公開中

辛口な持論をかましつつも映画『マルガリータで乾杯を!』を大変気に入った様子のリリー・フランキー

2015/10/30    シネマトゥデイ


競技、かっこいい 花泉中生徒 車いすバスケに挑戦

2015年11月01日 03時06分09秒 | 障害者の自立

   一関市花泉町の花泉中学校(佐々木徹哉校長、生徒348人)で29日、車いすバスケットボールチーム「ラッセル岩手」との交流イベントが

開かれ、全校生徒が講演や交流試合などを通じて障害者スポーツの難しさや魅力に触れた。

 いちのせき元気な地域づくり事業の一環で、市と花泉地域交通安全対策協議会が主催。同チームの山崎武ヘッドコーチ(HC)が「命の大切さを学ぶ」をテーマに講演したほか、選手10人がミニゲームを繰り広げた。

 講演では、山崎HCが自身の体験を紹介。「18歳で交

通事故に遭い、大好きなスポーツができなくなって落ち込んだが、たまたま見たパラリンピックのニュースに励まされた」と障害者スポーツに興味を持ったきっかけを語った。

 30歳から同チームの前身となる組織で車いすバスケを始めたといい、「車椅子の操作も分からずゼロからの出発だったが、努力を重ねて公式大会にも出られるようになった」と振り返った。人生を大きく変える交通事故の恐ろしさにも触れ、「車だけでなく自転車も歩行者もルールを守るよう心掛け、事故を起こさないようにしましょう」と呼び掛けた。

 ミニゲームでは、選手たちが素早いパス回しを見せながら迫力ある試合を展開。シュートが決まるたびに拍手と歓声が湧き起こった。

 生徒たちも競技用の車椅子に乗り、シュートや交流試合に挑戦。座ったままの姿勢でボールを投げるのに苦労しながらも、選手らからアドバイスを受けて夢中になって楽しんでいた。

 バスケ部の佐々木優祐君(2年)は「自分たちのバスケとは種類が違って難しいが面白い。選手の皆さんも事故や障害を乗り越え、一生懸命にプレーしているのがかっこいい」と話していた。

ラッセル岩手の選手と車いすバスケを楽しむ花泉中の生徒

(10/30)  岩手日日新聞


パラ自転車国際大会 伊豆で開幕 国内初

2015年11月01日 02時58分23秒 | 障害者の自立

 日本初となる国際自転車連合(UCI)公認の障害者自転車競技国際大会「ジャパンパラサイクリングカップ2015」(日本パラサイクリング連盟主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が30日、伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開幕した。来月1日まで。
 初日は同センター内の伊豆ベロドロームを会場に、トラック競技の個人パーシュート(追い抜き競走)、健常と視覚障害の選手による2人乗り自転車のタンデムスプリント、1チーム3人で編成するチームスプリントの各予選レースが行われた。各国の選手は31日の決勝に向けてタイムを競った。
 大会にはアジアや欧州の8カ国から約40人が出場。成績は2016年リオデジャネイロパラリンピックの出場権にも関係し、世界選手権の優勝経験者も顔をそろえた。日本からは男女14人が出場し、県勢は浜松市出身の大城竜之(44)と阿部学宏(38)の2人。
 31日はトラック競技の個人パーシュート、タンデムスプリント、チームスプリント、タイムトライアルの各決勝・順位決定レースが行われる。1日はロード競技の個人タイムトライアル、チームリレーがある。

タンデムスプリントの予選レースに出場した浜松市出身の大城竜之選手(後ろ)のペア=30日午後、伊豆市の伊豆ベロドローム

2015/10/31    静岡新聞SPORTS