ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

車椅子ラグビー:子供たち大声援 日本代表連勝、リオへ弾み

2015年11月01日 02時49分08秒 | 障害者の自立

 千葉市中央区の千葉ポートアリーナで29日に開幕したウィルチェアーラグビー(車椅子ラグビー)の「三菱商事2015IWRFアジア・オセアニアチャンピオンシップ」。日本代表は予選リーグで2連勝し、来年のリオデジャネイロ・パラリンピック出場権獲得へ好スタートを切った。スタンドには多くの子供が詰めかけ、柵から身を乗り出しながら、必死に戦う選手に声援を送った。

 「頑張れー」。午後4時からの韓国戦では、放課後に駆けつけた子供たちの声が会場に響いた。「授業ではないのに、こんなに来てくれるなんて」と日本障がい者スポーツ協会常務理事の高橋秀文さん(60)。協会は4月から市内4小学校で車椅子ラグビーの体験会を開き、5月の国際大会には約650人の児童が授業の一環で訪れた。今回も競技の魅力を知ってもらおうと、市内の全公立小中学校と特別支援学校にチラシを配った。高橋さんは「体験会前と後で子供たちの目の輝きが違う。障害のあるかわいそうな人がやるスポーツではなく、魅力あるスポーツの一つとして見てくれている。千葉では間違いなく浸透しつつある」と喜ぶ。

 母紀子さん(41)と訪れた市立新宿小5年の永原凜花さん(10)は「学校で見に来た時迫力があって、すごかったからまた応援に来た。パラリンピックに行けるよう頑張って」と、スティックバルーンを打ち鳴らした。30日には市立寒川小の約80人が訪れる予定だ。

 会場では、大会を特集した毎日新聞特別版が観客に無料で配られた。日本代表選手の紹介、車椅子ラグビーのルール、大会の展望などが掲載されている。

相手をかわしながらドリブルをする池崎大輔選手(右)=千葉市中央区の千葉ポートアリーナで

毎日新聞 2015年10月30日 地方版


来年のえと「申(さる)」の置物作り 福岡市東区のふよう学園

2015年11月01日 02時43分36秒 | 障害者の自立

 来年のえと「申(さる)」の置物「あい愛」が、福岡市東区松島の障がい者生活・就労支援施設「ふよう学園」で作られている。

 置物は高さ7センチ。通所する20~60代の知的障害者が、型に粘土を流し込んで乾燥。約800度の窯の中で素焼きしたものに、ハート形の猿の顔と、梅の花を描いて、約1万5千個を作る。

 置物の愛称「あい愛」は近くの松島小の児童が、童謡「アイアイ」の歌詞をヒントに名付けた。同学園は「笑顔と癒やしをテーマにデザインした。買った人が笑顔になってもらえれば」と話す。

 茶色の置物は1個650円。茶色と赤の2個セットは限定販売で、1500円(いずれも税込み)。販売は同学園などで11月1日から。問い合わせは同学園=092(611)0122。

次々に仕上げられる「あい愛」=福岡市東区松島のふよう学園

=2015/10/31付 西日本新聞夕刊=


海水を使った栽培法紹介、太良町で全国セミナー

2015年11月01日 02時30分02秒 | 障害者の自立

 第8回全国海水(塩)農業セミナーが27、28の両日、藤津郡太良町などで開かれた。全国から農業関係者ら約60人が参加。海水を使った栽培法のノウハウを共有し、品質や生産性向上への意欲を高めた。

 太良町の障害者支援施設「佐賀西部コロニー」(村井公道理事長)が主催した。西部コロニーは、ミネラルを含んだ有明海の海水を使った海水ミカンや海水サツマイモの栽培に取り組んでおり、海水ミカンは今年で10年を迎える。

 大潮だった初日は、太良町の伊福港で海水48リットルをくみ上げ、タンク内の真水と混ぜて約20倍に薄める過程や、デコポン畑で木に散布する様子を紹介した。このほか、和歌山県の海水ブドウ栽培などの実践報告もあり、ラムサール条約に登録されている鹿島市の肥前鹿島干潟を見学した。

デコポン畑で、海水を散布する様子を見学する参加者たち=藤津郡太良町

2015年10月31日    佐賀新聞