ゴエモンのつぶやき

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これって非常識? トイレが混んでるときに“障がい者用トイレ”を利用すること

2015年11月07日 02時29分28秒 | 障害者の自立

公共の場所にあるトイレの多くが、女性用、男性用以外に、車いすを利用している人も使いやすいように配慮された「障がい者用トイレ・多目的トイレ」に分かれていますよね。では、もし女子トイレがいっぱいだという理由で健常者が障がい者用トイレを利用しようとしたら、みなさんはマナー違反だと思いますか? 今回は障がい者用トイレの利用方法について女性たちの考えを聞いてみました。

Q.女子トイレが混んでいたりそのほかの理由で、障がい者用のトイレを利用するのは非常識だと思いますか?

「非常識だと思う」32.9%
「非常識だと思わない」67.1%

どんな場合でも障がい者用トイレを健常者が利用するのは非常識だと思う女性は約3割。では、どうしてそう思うのか聞いてみましょう。

<非常識だと思う>

■必要としている人が使えない場合があるから

・「障がいを持ってる人は用を足すことも一苦労だと思うので、たとえ今使っていなくても有事のときのために空けておいてあげるべき」(23歳/医療・福祉/専門職)

・「それを利用したい人がきたときにすいてないとダメだと思う」(24歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「緊急性がない限りは使わない方がいいと思う」(29歳/学校・教育関連/その他)

障がい者用トイレでないと用を足せない人が来たときに使えないのは迷惑をかけてしまうので、開いていたとしても使うべきではないということのようですね。本当に緊急の場合なら仕方がないにしてもトイレが混んでいて順番が待てないくらいの理由では、障がい者用トイレを使う理由にならないようです。

では非常識だと思わないという女性にも理由を聞いてみましょう。

<非常識だと思わない>

サッと済ませて出てくればいい

・「常に障がい者がいるわけじゃない。ささっと使ってすぐに出るならいい」(28歳/電機/営業職)

・「障がい者用のトイレを使用しそうな人がまわりにいないようならいいと思う。その代わり、短時間で個室から出るようにする」(22歳/医療・福祉/専門職)

・「ほかに使いたい人がいなければ混雑緩和にもなるしいいと思う」(23歳/学校・教育関連/専門職)

いつもそのトイレを必要としている人がいるわけではないのだから、サッと入ってサッと出てくるのなら何の問題もないという女性も多いようです。そこで自分が済ませれば混んでいるトイレの待ち人数を減らすこともできるので、ほかの人のためにもなるというのも納得できる意見ですね。

■誰でも使っていいという認識だから

・「誰でもどうぞっていうトイレだと思っているので」(33歳/金融・証券/専門職)

・「混んでるんだから、すいてたら使えばいい。障がい者専用でないし、公共のトイレであるから」(32歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

・「誰でも使っていいトイレという認識で使っています。そのトイレでないと用が足せない人がいらっしゃるときはその方を優先するようにしています」(29歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

障がい者用トイレとはいうものの最近でも「多目的トイレ」などと明記されているところも多く、基本的には誰でも使っていいトイレだと認識している女性もいるようです。もちろん「障がい者優先」という記載がなかったとしても、必要としている人がいれば譲るのは当然ですがそうじゃなければほかのトイレと同じということですね。

障がい者用トイレを「専用」と捉えているのか、あくまでも「優先」と捉えているのかで、健常者が利用することを非常識だと思うか思わないのかが変わるようですが、みなさんはどう考えますか? また場所によっては「車いすの方優先」と書かれているところもあれば、「誰でもお使いください」と書かれていることもあるので利用するときに迷ってしまうこともありそうですね。とはいえ「必要な人に譲る」という気持ちを忘れないようにしたいですね。

2015/11/5(木)   マイナビウーマン


高次脳機能障害の患者・家族を支援、7日に6団体合同説明会 埼玉県

2015年11月07日 02時25分19秒 | 障害者の自立

 事故や病気で脳を損傷し、記憶や感情のコントロールなどが難しくなる「高次脳機能障害」。この障害と闘う患者や家族を支援しようと、7日にさいたま市で合同説明会が開かれる。情報不足や周りの理解を得られずに苦しむ患者らに、情報交換や交流の場を提供するのが狙いだ。

 主催は埼玉県と、患者でつくる「未来の会」(所沢市)。「脳外傷友の会 さいたま」や和光市の「わこう『ほっと☆さぽーと』」、所沢市の「THB」など県内や東京都から計6団体が参加し、活動を紹介するほか、相談にも応じる。

 合同説明会は2012年に未来の会などが始め、今年で4回目を迎える。代表の市川剛さん(50)も、16年前に脳出血で倒れ、高次脳機能障害を負った。記憶力や注意力が低下して以前と同じように働くことは難しくなったが、リハビリや周囲の温かい支援もあって入院から約1年後に職場復帰した。

 しかし、障害が外見からは分かりにくいため周りの理解を得られなかったり、情報不足に陥ったりして孤立する患者や家族も多いという。市川さんは「当事者同士の交流が必要だと感じて未来の会を設立したが、県内には他にもたくさんの団体がある。自分の居場所探しや日頃の悩み相談に来てほしい」と話している。

 説明会は7日午後1時~3時30分にさいたま市浦和区の「彩の国すこやかプラザ」で開かれる。定員は先着200人で、参加無料。問い合わせは埼玉県障害者福祉推進課(048・830・3295)。

「未来の会」代表の市川剛さん

(朝日新聞 2015年11月5日掲載)


浦上駅でサポート検証実験

2015年11月07日 02時18分53秒 | 障害者の自立

 県は5日、エレベーターなどのバリアフリー施設が未整備のJR浦上駅(長崎市川口町)で、車いす利用者を人力で運び、階段の上り下りをサポートする検証実験をした。検証に当たった参加者の意見を踏まえ、早ければ年明けにもサポート態勢を整える。

 同駅は、JR長崎線の連続立体交差事業に伴う改修で5月から車いすで利用できない状況。障害者団体などの指摘を受け、県は将来的にエレベーターを設置するが、完成までの措置としてソフト面の対応を検討していた。

 実験には、車いすを利用する大村市竹松本町の立野雄三さん(33)ら2人が協力。介助者2人が車いすの前後を抱え、改札口とホームをつなぐ渡線橋の階段を上り下りした。

 立野さんは▽車いすを浮かせたままにして運ぶ▽一段ずつ上り下りする-の2通りを体験。「一段ずつの方が安心感があるが、(脳性小児まひの影響で)体が意識と逆に動くこともある。介助者を蹴ったりして事故にならないか心配」と話した。

 立ち会った県身体障害者福祉協会連合会の土岐達志会長は「一歩前進だが、障害の内容や程度で不安の感じ方も違う。希望に応じて柔軟に進めてほしい」と注文を付けた。

介助者2人に抱えられ、車いすに乗って階段を下りる立野さん=長崎市、JR浦上駅

2015年11月6日   長崎新聞


「それをするには理由(わけ)がある」

2015年11月07日 02時12分55秒 | 障害者の自立

障害者支援団体 啓発チラシを作製

中区障害者自立支援協議会がこのほど、知的障害や発達障害のある人の独特な行動への理解を呼び掛けるチラシを作成した。

 これは、日頃から地域で障害児・者がその独特な行動が原因で不審者に間違われたり、暴力を振るわれるなどの”事件”に巻き込まれるのを苦慮した中区障がい児者親の会「NAPAS」の鈴木万紀子さん=写真右=が協議会に呼び掛けたもの。

 協議会ではその提案を受け、昨年9月に分科会を設立。20人ほどのメンバーで話し合い、啓発チラシを作成することにした。

 チラシはカラーのA4サイズ。4コマ漫画で、バスの中で次のバス停が分からずに不安になった障害児が思わず大声を上げてしまい、周囲の人々が驚く反面、もしこの行動が「不安でつい声がでてしまう」という特性を知っていたらという構図で描かれている。

 鈴木さんらは「彼らの行動は決して悪意によるものではない。『それをするには理由(わけ)がある』ということをぜひ知ってもらえたら」と呼びかけている。

 協議会では、チラシを地域や公共交通機関等で掲示してもらえるよう呼びかけながら、今後も違う状況でのチラシを作成していきたいとしている。

チラシをPRする鈴木さん(右)と福祉施設の担当者

2015年11月5日   タウンニュース


市議会で手話サークル発足 聴覚障害者への理解図り

2015年11月07日 01時58分49秒 | 障害者の自立

 相模原市議会議員有志による「手話サークル」がこのたび発足した。10月27日には、市議会会議室で第1回の勉強会が行われた。

 昨年12月に県議会で手話の普及を推進する「手話言語条例」(今年4月施行)が制定されたことなどを背景に、市政に携わる市議が率先して聴覚障害に対する理解を深めようというもの。福祉や子育てなど女性に身近な問題を、党・会派の境を越えて取り組んでいこうと、大沢洋子氏、寺田弘子氏、後田博美氏、長谷川くみ子氏、桜井はるな氏、竹腰早苗氏の女性議員6人が発起人となり立ち上げた。

 会長を務める大沢氏は「少しでも手話ができれば、聴覚障害者への理解やコミュニケーションのきっかけになると思う」と期待を込める。

市議20人で勉強会

 27日の勉強会には約20人の市議が参加=写真。市手話指導講師団代表でろう者の木村古津恵(こずえ)さんと、同団事務局の福崎充子(ふくざきあつこ)さんを講師に招き、自分の名前や自己紹介の方法など、1時間ほど初歩的な手話の講義を受けた。福崎さんは、「手話や聴覚障害者に興味を持っていただき、大変うれしく、ありがたいと思った。勉強会にも大勢集まり、熱心に手を動かしてくれた。これをきっかけに、興味を深めてもらえれば」と話していた。

 勉強会は今後、不定期で月1回程度行っていく予定。「復習を繰り返して少しずつ覚えていきたい。細く長く続けることができれば」と大沢氏は話している。

2015年11月5日    タウンニュース