ゴエモンのつぶやき

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被災地思い 手作り菓子 津幡高生 400袋を福島へ

2015年11月07日 01時50分19秒 | 障害者の自立

 津幡高校のボランティアグループ「朱鷺(とき)サポート隊」が四日、東日本大震災の被災者に贈るため、津幡町の障害者就労支援施設「ジョブスタジオノーム」の利用者と協力し、絹やクワの葉の粉末を使ったクッキーを焼いた。(高橋淳)

 サポート隊は毎年、現地訪問などを通じて被災地を支援している。今年は十二~十五日に福島県内の幼稚園や仮設住宅を訪ね、励ましのメッセージカードなどとともにクッキーを贈る。

 ノームとは以前から交流があり、洋菓子工房も備えていることから協力を呼びかけた。隊員と教員、ノームの利用者と職員計十二人が集まり、絹とクワの粉末を別々に練り込んだ二種類のクッキーを作った。

 絹のクッキーは卵形に焼き上げた後、砂糖の白い粉をまぶして繭のように仕上げており、しっとりした食感が特徴。葉っぱの形をしたクワのクッキーは、ほんのりとした苦味とさくさくの食感がアクセントとなっている。

 クワや絹を使うアイデアは、農蚕学校として開校した津幡高の「伝統復活」の取り組みにちなんでいる。校内で昨年から、繭を作るヤママユの飼育や餌となるクワの栽培を始めており、今回は市販品だった粉末を、いずれは津幡高産のものに替えたいという。

 この日は二種類を計百五十袋分焼いた。十二日までに約四百袋分を焼き、被災地に届ける。隊員で一年生の猪谷留衣さんは「たくさんの人に食べて喜んでもらえれば」と話した。

 クッキーは今後、ノームでも販売する。 

クッキーを一緒に作る津幡高の生徒とノームの利用者

2015年11月5日   中日新聞


グラウンド外のMVPは今江!ゴールデンスピリット賞受賞!!

2015年11月07日 01時41分14秒 | 障害者の自立

 千葉ロッテマリーンズの今江敏晃内野手がプロ野球人の社会貢献活動を表彰する「ゴールデンスピリット賞」の第17回受賞者に決定した。06年から続く障害者野球チームとの交流、08年から開始した千葉の児童養護施設訪問、11年から行っている福島県いわき市の小、中学校訪問、10年から行っている1打点に1万円をミルフィーユ小児がんフロンティアーズへの寄付などの多くの社会貢献活動が評価された。千葉ロッテマリーンズからの受賞は05年のバレンタイン監督以来となる。

 今江は「賞をいただけて大変、光栄です。ぼくは活動を続ける事と、直接、会いに行くことを大事にしたいと思ってやってきました。少しでも皆さんの笑顔を見たいと思って活動をしていますが、触れ合う事で逆に勇気をいただいています。これからも、ずっと活動を続けていきます」とコメント。今後も積極的に社会貢献活動を続けていく事を改めて誓った。

 海外のスポーツ界ではスポーツ人の社会貢献活動は高く評価され、中でも米大リーグの「ロベルト・クレメンテ賞」が有名で、最高の賞として大リーガーの憧れとなっている。日本のプロ野球球団に所属する人の中から積極的に社会貢献活動を続けている人を表彰するゴールデンスピリット賞は日本でのロベルト・クレメンテ賞と言われている。表彰式は26日、都内で行われる。

 

サンタ姿で乳児院を訪問した今江

2015年11月5日   千葉日報


一色小6年生 パラリン選手と交流社会 球技ボッチャを体験

2015年11月07日 01時34分28秒 | 障害者の自立

 二宮町立一色小学校(杉崎秀隆校長)で10月28日、パラリンピックの正式種目ボッチャの体験教室が開かれた。6年生50人が総合学習の時間で日本代表選手と交流し、障害者スポーツにふれた。

 同校を訪れたのは、2012年ロンドンパラリンピックで日本代表キャプテンを務めた杉村英孝選手と日本代表エースとして活躍した廣瀬隆喜選手、日本ボッチャ協会強化指導部長の村上光輝コーチ。児童たちに試合の映像を見せながら、競技について説明した。

 ボッチャは、重度の脳性まひや四肢機能障害のある人のためにヨーロッパで考案された。目標となる白いボールに自分の持ち球を投げたり、転がしたりして、どれだけ近づけたかを競う。障害の程度によってクラスが分かれ、個人戦と団体戦がある。ボールを投げることができない競技者はランプスという滑り台のような補助具を使って投球するという。

 杉村選手と廣瀬選手はデモンストレーションで投球を披露。目標球にボールをぴたりと寄せたほか、手前にある相手ボールをはじいて目標球から遠ざけ、自分の球を接近させた。日本選手権大会で2度個人優勝している両選手のみごとな技に、児童たちは「おおー」と歓声を上げて拍手。体育館の床に置いた輪の中にボールを投げ入れる練習をして、6年生チーム対選手の試合も行った。

 体験後は選手に「ボッチャをしていて良かったことは何ですか」「障害があることをどう思いますか」などと質問。杉村選手と廣瀬選手は「仕事とボッチャを両立させ、生きがいを持って毎日生活できる」「お風呂や移動に苦労する。人の手を借りて生活しているが、ボッチャでは一人のアスリートとして競技に臨み、一戦一戦頑張る」と答えた。

 パラリンピック選手との交流教室はNHK横浜放送局とNHK厚生文化事業団、東京都障害者スポーツ協会が主催。お礼のあいさつをした児童は「選手の技術の高さに驚いた。パラリンピック競技に注目したい。次のリオデジャネイロで活躍して下さい」と話した。

輪の内側を目標に投球練習をする児童たち

2015年11月6日    タウンニュース