この写真は多摩川の府中と稲城の境付近の多摩川で、上流の方にビルが小さくかすんで見えるのが聖蹟桜ヶ丘であります
ところでこれは単純に圧縮しただけですが、グラフィックソフトでいじれば日本画風に加工できる。聖蹟桜ヶ丘のビルを深山幽谷の寺の五重の塔に見立てて、「多摩川薄暮図」とか名付けて手前に文人墨客や落款を書き込むという具合です。うまい人がやればテレビの『何でも鑑定団』に出て来るインチキ掛け軸くらいに仕上がって、室町時代から伝わる秘宝などと称したら本気で信じる人もいるのでは
それにしてもこのあたりの悲哀と不運は、場所が府中や稲城なんぞにあることにつきます。もしこうした眺めが京都の真ん中の鴨川沿いにでもあったら、本物の名所旧跡になってそれこそ歴史上の名画に描かれ、京都ご自慢のスズメの涙みたいなケチでお上品なボリュームの飯や酒を何千円とかで出す料理屋もまわりにできることでしょう
ご意見・お問い合わせは→ genyomikai@nifmail.jp
ところでこれは単純に圧縮しただけですが、グラフィックソフトでいじれば日本画風に加工できる。聖蹟桜ヶ丘のビルを深山幽谷の寺の五重の塔に見立てて、「多摩川薄暮図」とか名付けて手前に文人墨客や落款を書き込むという具合です。うまい人がやればテレビの『何でも鑑定団』に出て来るインチキ掛け軸くらいに仕上がって、室町時代から伝わる秘宝などと称したら本気で信じる人もいるのでは
それにしてもこのあたりの悲哀と不運は、場所が府中や稲城なんぞにあることにつきます。もしこうした眺めが京都の真ん中の鴨川沿いにでもあったら、本物の名所旧跡になってそれこそ歴史上の名画に描かれ、京都ご自慢のスズメの涙みたいなケチでお上品なボリュームの飯や酒を何千円とかで出す料理屋もまわりにできることでしょう
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