中共の台湾侵攻時に米国はどうするのかですが、結論から言えば今の時点ではハッキリしません。
これまで米国は台湾には武器供与で支援するが侵攻時の米軍介入は明言しない「戦略的あいまいさ」でした。
平時なら確かにこれで十分。
しかし状況が切迫し議会は中共侵攻時に米国は台湾を守ると示す「戦略的明確さ」を主張。
バイデンの姿勢は明確ではありませんが、どちらかと言えばバイデンもその方向に傾いているようです。
台湾支援が武器供与だけにとどまるならアフガン並みの扱いですが、アアフガンを見捨てたような無様なことは繰り返さないともとれる。
ただ米国の台湾関与はいずれ強くなるでしょうけれど、気になるのはその「いずれ」の空白期間。
冒頭で「今の時点ではハッキリしない」と言いましたが、どうするかハッキリしない間も空白期間です。
経済崩壊から人民の目をそらすため、内憂を外に転じようとして中共は台湾侵攻を急ぐかもしれないからです。
いくら中共が強がっても米国との全面衝突は避けると思うかもしれませんが、予想通りの時期に開戦の例は過去の戦争でも殆どありません。
それと台湾有事の日本の対応や、そのときになればどうせロクなことはやらないロシアや南北朝鮮について触れれば長くなるので今日はこれでオシマイ。