ロシア・イラン・イスラエルの関係、絶妙だが微妙な関係です。
イランはロシアとは友好関係にあり、イスラエルもロシアとは友好的。
しかるにイランとイスラエルは互いを最大の敵とみなしている。
要するにロシアが漁夫の利を得ているわけですが、それが怪しくなったのがイスラエルとハマスとの衝突。
ハマスとイランは仲がよく、付け加えればロシアはハマスとも友好的。
さすがにここまでくるとイランとロシアの関係をイスラエルも見て見ぬふりでやってられるか?
とは言えイランやハマスがロシアと手を切るわけがありません。
となるとイスラエル、さすがにロシアと断交のようなことはやらないが、次第に疎遠になるのは予想できます。
そして目下欧米、欧米とロシアの二股をかけているイスラエルを、ロシアと手を切らせるためあの手この手の工作中でも不思議はない。
その最終目標はイスラエルをウクライナ支援の戦列に加えることでしょう。
バイデンのイスラエル訪問にしても、表面は婉曲な外交話法でイスラエル支援と言っても、平たく言えば「コノ野郎、いつまでも二股かけるんじゃねえ」と迫ったかも?