多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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イスラエルはなぜロシアに気を遣うのか?

2023-10-18 | 政治つぶやき 令和5(2023)
米国とあれほど密接なイスラエルがウクライナに関してはなぜ欧米とロシアの二股なのか、不可解です。
正確には、国民の多くはウクライナに同情しているが政権はロシアとの関係を断ちきれないというパターンです。

理由としては:
ロシア系住民が多い。
イスラエルからすれば敵の根拠地であるシリアを実質ロシアに押さえられていてうかつに手を出せない。
などが挙げられます。

そしてイスラエルにはムネオの数段上を行くムネオみたいな政治家がいるのもロシアに気を遣う要因。
プーのロシアで富をなしたユダヤ系オリガルヒと昵懇な有力政治家がイスラエルには何人もいます。
ムネオと言いましたが、日本で言えば中共の顔色をうかがう自民の媚中政治家や公明党創価学会みたいな影響力です。

シリアにはイランが入っていてレバノンにはイランの影響下のヒズボラがいるからイスラエルはシリアを存分に叩きたいが、シリアのバックにはロシアがいるのでそうもいかない。
これにはイスラエル版のムネオみたいなのがいるのもからんでいるでしょう。

しかしここにきてのガザでのハマスの乱。
イランとつながりのあるロシアに甘いからこんなことになった、ロシアに遠慮会釈せずシリア・ヒズボラ・イランを討つべしとイスラエルを焚きつけている欧米国もあってもおかしくないが、サテどうなるか?

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