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退職給付制度の作り方について

2011-06-21 09:29:15 | 企業年金・退職金制度

退職給付制度(退職金・企業年金制度)は、作り方によって、だいぶ違います。
そんなことは分かっている!そうですよね。

でも、中小企業の退職金制度は、その企業に合っていな場合のほうが、圧倒的に
多いです。事業主はもちろん、顧問の税理士、社会保険労務士も気づいていない
ことは、珍しくありません。

退職給付制度が、その企業に合っていないとは、二つの点においてです。
1.支給額が企業の実態とかけ離れている。事業主の考えが反映されていない。
2.準備手段に無駄が多い。
もうひとつ付け加えれば、退職給付会計を無視しているがあります。

退職給付制度は、退職金規程等によって文章化されています。が、退職給付は、
数字なので、この退職金規程を数字に直さないといけないのです。数字はグラフ
で表現すると分かりやすいです。
グラフは、企業・事業主と検討をする上での基礎的な資料となります。

数字、つまり、支給額と掛金(負担額)を検討し、新しい数字を作り、それを文章化
する=退職金規程を改定することになります。従業員へ説明し、同意を取り付けて、
新しい制度が完成します。
支給額と掛金(負担額)の検討は、どう評価するか、どう支払うかでもありますが、
これも結局数字です。

退職給付制度の数字は、当然、企業の利益、決算書にも影響を及ぼします。
企業の財務体質の改善も目指すことになります。

というような内容を、7月12日(火)のセミナーでお話しいたします。

皆様の参加をお待ちしています。

セミナーのご案内は、6月14日のブログをご覧ください。