厚生労働省が、厚生年金基金を廃止する方針を固め、来年の通常国会で法改正を
することが、9月28日の新聞等で報道されました。
基金に加入している企業は、今後、どのような内容で、基金が廃止されていくのか、
気になると思います。
まずは、基金の現状を把握しておくことを、お勧めいたします。
厚年基金は全体の半数にあたる286の基金が、公的年金の一部を国に代わって
運用する「代行部分」で損失が生じています。
この損失の穴埋めは、基金つまり基金に加入している事業主が行うのが原則です。
加入している基金の積立金に対する損失はどれくらいか?
基金から受け取れるはずの年金や一時金は守られるのか?
とにかく、基金の現状把握がまず第一です。
気になる場合は、是非ご連絡ください。
また、厚生年金基金の問題点等についての勉強会を行うこともお勧めいたします。
5月22日のブログの記事 「厚生年金基金の事業所脱退と解散⇒代行部分や
加算部分はどうなるのか?」へのアクセスが増えています。
読み返してみて、脱退・解散に伴い、厚生年金の金額はどのような影響を受け
るのか?について明らかにしていませんでした。
いちばん気になりますよね!
厚生年金の金額には、影響ありません。脱退・解散により厚生年金の報酬比例
部分(基金が国に代わり運用している厚生年金の一部=代行部分)が減額に
なるということはありません。
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