このブログで、閲覧数が多いのは、
「厚生年金基金への加入でいくら受け取れるのか?」
です。
厚生年金基金の解散などに伴い、気になっている人が多いようです。
中小企業が多く加入している、総合型の厚生年金基金は、残念な
形で終わるところが多いと思います。
厚生年金基金の件では、責任はどこも負わない。
税制適格退職年金や厚生年金基金の失敗は、2度と繰り返したくないものです。
今後の企業年金・退職金制度は、確定拠出年金を使うのがベストです。
事業主は、掛金を払う。
その掛金の運用は加入者である従業員が行う。
制度維持の事務手間はありますが、とだけで制度は完結します。
事業主は、運用難による追加の掛金に悩まされることはありません。
従業員は、毎月の掛金累計額と運用益(損)が自分のものですから、
会社の倒産、企業年金制度の終了や大幅な減額等による不利益を
こうむらなくて済みます。
労使双方にとって安心で使いやすい制度です。
従業員100人以下の中小企業で、個人型DCに加入する従業員の
拠出に追加して、事業主拠出を可能とする『個人型DCへの
小規模事業主掛金納付制度』が始まります。
注目していきたいと思います。